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カインドさんとグライダーさんのやりとりをみていての感想ですが、「コミュニケーション」しているなあ〜という感じでとても面白いですね。結構好きですよ、こういうの(笑)議論の仕方の部分におけるお互いのわだかまりも解けたところでぜひこの議論の続きがみたいですねえ。
特に、宮本とラインディフェンスについての部分は興味深いですね。
グライダーさんのご意見は、もっと全員が頭をフル回転させてすぐに反応して早く動いてプレッシャーをかけてってことをどんどんやっていけるような機動性溢れるサッカーをしようってことで、その中でサッカーは11人全員でやるわけだからディフェンダーもどんどんまわりのグループの中に参加して個人の判断でいくべきだってことだと思うのです。先手、先手で、ボール奪取を目指すと。
カインドさんのご意見はもっとラインをしっかりと形成し、ラインコントロールの精度を高めることで失点も防げるしそれで相手をコントロールしていけるだろうってことだと思います。(緊急事態でも対処可能)またラインディフェンス(宮本)のほうが、体力的にも楽だし、個人能力でもそのやり方ができれば2002年に十分対応できるってことだと思います。頭を使えば、そんなに動かなくても、いろんな方法でボール奪取ができると。最終ラインが凸凹になるのが一番まずいし、最終ラインにスペース作ったら簡単にボールをその有効なスペースへ入れられるし、それに森岡や松田や戸田に精度の高いラインコントロールはできないだろうと。宮本がアプローチにいったら、そこの穴はどうするのと。そしてその穴をカバーした人はラインコントロールや、ラインキープができるのかと。さらに個人としての宮本のディフェンス技術も、森岡よりも優れていると。
どちらも一理あると思うのですよね。グライダーさんのご意見は最もですし、日本代表があと半年でやっていって欲しいところだと思いますし、またカインドさんのご意見もオフサイドルールがある限り有効ですし、トルシエもラインの有用性については就任当初から語っていましたからね。フラット3の練習は有名ですよね。
宮本については「真中しか出来ない」「強さが無い」って言うトルシエの発言もありますし、そう考えるとグライダーさんのご意見の中にトルシエ発言の真意につながるようなものが隠されているのかなと思うのですよね。
では、真中は特殊なポジションなのか?という感じもしますし、それが左右のディフェンスに求められるものと何が違うのかについても考えないといけませんよね。何故宮本は右のディフェンダーができないのに真中では起用されていて、何故森岡は、ゾーンを下げてしまったり、ライン形成やラインコントロールの精度が劣っているのに真中で使われているのかと。松田は、代表では、右のほうがやりやすくて、真中はちょっと難しいって発言していたようですね。
まあ、私の感想は別にどうでも良いのですが、ぜひともお二人の議論でさらに楽しませてもらいたいです。とても興味深いので。
頑張ってください!
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