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▼gliderさん:
>ほとんど同意見です。
>ほぼぼくが付け足したいことはありませんが、少しだけ。
素直に嬉しい。自分の考えた事がある程度追認されると、嬉しいし自信になります。
>>反対に言えば、そういう状態が有ってはいけないのだと思う。
>
>速度とボール位置のエリア的な問題が関与します。
>「そういう状態」はボールに直接は「まだ」関与していない部分ではそうすべきなのです。
>それをして「ゾーンバランスが取れている状態」というべきと思います。
これは理解しているつもりです。
チームのある部分に焦点を当てれば、ポールホルダーに直接対峙する人、レシーバーに対応する人、ゾーンバランスを取る人、次の攻撃に備える人、等それぞれのフェーズが有り、総体として攻守のバランスが取れ、有効に機能していなければならない、と言う意味で言いました。
>動く敵の攻撃要員と動くボールの流れの中で、「次のこと」に素早く反応できるポジションを維持する、ということですね。
守備の局面にせよ、攻撃の局面にせよ、またその転換の局面にせよ「次のこと」への素早い対応が非常に大切ということですよね。
>ひとつ例を上げます。
>イタリア戦の失点シーンの小野の動きです。
・・・・中略・・・・・
>しかしいずれにしても、そういうタイミングでの動きだしと判断力、そういうものが明確に必要なやり方をしているということです。
判断し、動き出すタイミングとして、あのタイミングであった事は良く理解できました。
しかし、下した判断は結果論でなく間違っていたと、私は思います。
一点リード、後半開始早々、ゴールマウス直前、という状況要素を考えた時、もっとセイフティーな選択をしなければいけない、攻撃よりもボールポゼッションを優先するべき状況だったのではないかと思っています。
一点負けて、後半40分なら大正解の判断だったと思いますが。
サッカーの中でリスクの取り方と言うのは、相当に大きな要素だと思うようになりました。
攻撃のバランスで言えば、攻撃にかける人数と守備的にバランスを取る人の割合。
守備のバランスで言えば、守備にかける人数と攻撃に備える人の割合。
そしてそれらを転換する時のタイミングなど、相手の強さ、点数の状況、時間的経過の状況、ピッチ上の位置、試合の流れなどによって、刻々変る状況の中で正しい判断をしなければならない。選手は大変ですね。
>キーワードは「選手間の距離を保つこと」「ゾーンバランスを保つこと」。
>敵味方の動きとボールの位置、動きによって流動的に、その二つを守れば「ある程度は自動的に」上のズクナシさんの書かれた二つが維持できる「はず」という理屈です。
>それが「トルシエ式ゾーンバランシング・ボールオリエンテッド・システム」です。
ミツさんと同様に私にとってもボールオリエンテッドと言う概念は分りにくい。
私の理解するボールオリエンテッドがある程度正しければ。
1.選手間の適正な距離は、ボールからの距離によって変る。近いほど短い。
2.必然的に、個々の選手がカバーするべきゾーンもボールとの相対的位置関係によって変って来る。
3.選択的に無視して良い敵を作る事が可能になる。
4.前後はともかく、左右方向にフィールドをコンパクトに絞る事は、ボールオリエンテッドに考えなければ難しい。
5.結構リスクは大きい。スピードが要求される。
などが考えられるのですが(当然他にも有ると思う)はたしてどうなのか?
間違っていたらバッサリと切ってください。
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