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>相手の動きに左右といっても、それは「パスコースに左右」ということであるし、
んー相手の動きに左右されることと、相手が動くことによって変化する
パスコースに左右されることをわけて考えることの意味がよくわかりません。
結局相手の動きを把握しなければならないですし移動も必要ですし・・・。
>ラインディフェンスをきっちり行っているならば「裏に抜けるパスコース」はすべて
>「オフサイドラインという見えない壁」でさえぎられている。
>守備者がパスコースを遮断ないしは先読みしてインターセプト可能なポジを取るまでもなく。
>ラインがきっちり相手トップを抑え込んでいれば、それはやっぱりボールオリエンテッド
>ということになるのではないでしょうかね?
ラインDFをきっちり行なっている、という状態が何を指すのか定かでないですが
裏へのパスが全てオフサイドなわけでは当然ない。
ボールホルダーに狙って蹴る余裕があればラインの効力は薄れてしまう。
パスコース、タイミングともに蹴る方の自由であればラインとFWの駆け引き
はかなり守備側に不利になるでしょう。
裏へのパスを封じるにもいくつかの方法論があるとは思います。
1、パス自体出させない(つまり間断ないプレス)
2、少なくともパス出しのタイミングを絞り込めるほどにはプレスを効かせ
その上でラインを脅かす相手との駆け引きに勝つ。
3、そもそも裏をつくらない
他にもあるでしょうが多くは1,2の併用、というか2を1の次善策としている
といった感じでしょうか?
1を90分間完全に遂行することは困難であり2を常に気にするのがラインDFでしょう。
もちろんオフサイドルールの存在がある程度、つまり受け手がラインより前へ
出ている場合に関しては考える必要をなくしてくれますけど、ただそれだけでしょう。
敵がライン上に入ってくればラインを上げるなりそこでパスを受けても対応できる
位置までの移動が必要になる。
ラインDFを行なう選手がパスコースを気にしなくていい、というところまで行くには
2より悪い状況を中盤で一切つくられない必要がある。
また2の状況であっても受け手をラインよりゴール側に取り残せるとは限らない。
で、あれば場合によっては受けてのケアなりパスコースのケアは当然必要になる。
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