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まずミクロな話を
>そのブロックの大きさは、
>縦:ピッチ全長の1/3強
>横:ピッチ全幅の1/2強
これは私の感覚でしかありませんが、今のプロ(ピンキリですが)の技術を
持ってした場合に守備側の選手が攻撃側の選手の位置をさほどに気にしないで
ただまんべんなく(等距離に)散らばっていても、パスカットの確率なぞ
相手のパスミスの確率と変わらない程度だとしか思えません。
相手に対してマークに近い形をとらないで、コンパクトな中で行なわれる
ショートパスをインターセプトにまで持っていける可能性をあてにできるのか
はなはだ疑問です。
下のツリーを読んでいると形成されるコンパクトフィールド(上記程度の大きさ)
のなかに互いに等距離を持って分散していれば、敵の動きにはさほどわずらわされる
必要はない、ということを言っているように思えます。(そういうことですよね?)
単純計算でいきます。
--Jビレッジ天然芝コートの場合--
105m×68m
からコンパクトフィールドは
35m×34m=1190u (以上である)
FW2人以外がここに入ったとして(実際はF3の選手の後方はこの面積に加算できないが)
1190m÷8人=148.75u/人
平方根は12.1m
ま、等距離って言ってもこの(コンパクトフィールド)中でもボールに対して収縮
が起きてるはずですけどね。
どうなんすかね?
別の話
>(1)ボールを奪われる
>(2)プレス
>となっても、(1)と(2)の間にはプレイヤーの人間としての判断と反応の速度とい
>う物理的要因が入るのは避けられないので、攻撃側の人とボールの動くスピードが守備
>側の速度を上まわれば守備側は振り回されるだけになりますね。
最初のツリーで(1)と(2)の間には選手の移動が存在していることを確認できました。
俺はこの間が0にできるものがバランスなのか?という夢物語を見ていたのです、ヴォケでした(笑)
3ラインを整えるほどには時間のかからない攻めのバランスから守備のバランスへの
移行があるということでしたね。
これは了解しています。
>こうした「ボールの移動によるゾーンバランスの絶えざる再構築」と「ボールの次の動
>きへの読みと反応を前提とすること」を総称して「ボールオリエンテッド」と呼びます。
要するに最初に書いた俺の疑問がただの杞憂であり、(コンパクトの中では)相手の
動きにさほど左右されずに守れるところを象徴して「ボールオリエンテッド」と
呼んでるってことですね。
ま、細かく言えばそこから読みを持ってして素早いプレスをかけてこそ、ですかね。
これは俺のサッカーを見る目では確認できないかもしれんな(笑)
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