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▼zukunasi_7さん:
>「ポゼッション・フットボール」とは、地域支配ということですよね。もっと簡単に言えは、局面での数的有理を作り出す事と理解して良いですよね。
『possession』という単語を日本語訳すると、「所有、入手、占領、占拠、占有」という意味になります。
ぼく個人としては、こういう単語を専門用語化して競技独自の意味を与えて常用することは、解釈の拡大やそれによる認識の誤差等も生むことになり、しまいには意味を取り違えて一般化される等という悲劇も生まれているために、反対しています。
なにやら難しい言葉を並べ立ててサッカーを論ずる必要などはどこにもなく、やたらと専門用語を使いまくるのは愚かしいことと認識しております。
難しいことを難しくしか言えないのは知恵が足りない証拠、簡単なことを難しく言うのはただのバカ、と自分を戒めることしばし。
便利なんでつい使ってしまうのですけれど。
ぼくは知恵が足りなく、時にただのバカです(申し訳ない)。
というわけで、なるべく「言葉本来の意味」で捉えてやるのが正しい、というのがぼくの認識です。
さて、「ポゼッション・フットボール」ですね。
意味上は「占拠」ということですから、もちろん「地域」のことが最大でしょう。
とはいえ、自陣ゴール前を「占拠」したって、試合を「入手」できるわけではないですから、これはやはり「相手陣」を含まねば意味がないってことになりますね。
さらには、相手ボールなのに相手陣に固り続けるのは「試合放棄」に等しくなってしまうので、「ボール支配」も含まねば意味がないってことにもなります。
つまり、この場合の「ポゼッション」は「試合全体」にかかる、とするのが正しいように思います。
なんだか英語か国語の授業みたいになってきました(笑い)が、こうして「意味拡大」の一途を辿らざるを得ないのですね・・・
>マイボールの時はボールポゼッションと言う事も絡むと思うのですが、守備時においては・・・・
「ポゼッション」を「試合の支配(支配はpossessionではありませんが)」のための「実効的地域占拠」とすると、これはボール保持時でなくてもやらなければならないことがありますね。
つまり、「できる限り高い位置でプレッシャーをかけ、ボールを奪還し、占有地域を相手に拡大させないこと」です。
それも、「できる限り高い位置でプレッシャーをかけられる体制」を作っただけでは目的は果たせず、「有効なタイミング」「有効な形」でプレッシャーがかけられねば、やはり相手の占有地域拡大を許すことになりますよね。
というわけで、「できるだけ高い位置でプレッシャーをかけられる体制」を作ることはできるようになった日本代表ですが、そこから先の「実効的タイミングと速度」を伴ったプレッシャー、あるいはそれを可能にする個々の位置微調整、簡単に抜かれない守備技術とそれによって可能になる相手との距離、さらには正しいタイミングを可能にする相互の連係、そのすべての速度、そういったことが今の問題だと思うのです。
組織としても個としても遅く、狭く、ゾーンバランスは取れていても実際には相手にフリースペースを与えていることが。
「一瞬の直径2m」があれば充分以上な選手、世界にはゴロゴロしてますよね?
>コンパクトフィールドと言う概念は、いつ頃から有る物なのですか?
少なくとも重視されるようになったのはサッキの頃からではないでしょうか?
サッキ式では、構成された3本の各守備ラインが開くことが最も怖れることだったわけですから、各ラインの距離を詰めること、つまり全体をコンパクトに保つことがどうしても必要になり、「コンパクトフィールド」という概念が重視されるようになったのではないでしょうか。
あの頃の試合映像を見てみると、左右に圧縮することを組織的統一性を持って行っているようには見えず、「ボールの移動」という約束事によって全体がある程度連動し、「個と個」の繋がりによるものだけではなく、組織としての決められた統一性のもとに動くことを必然とするようなことが行われるようになったのは、「ゾーンプレス」を破るべくボールと人の流れをより速くする意図を持って為される攻撃選手間の緻密な連係とより速い攻守/守攻の切り替えが計られるようになった以降のわりと最近のことなのではないでしょうか。
どうも歳のせいか、最近は記憶喪失ぎみなので、いつ頃からの話だったか、はっきり思い出せないのですが・・・
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