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さて、ウクライナ戦。相手は、シェフチェンコ、レブロフ、ルズニー以外は、ほぼベストメンバー(ワールドカップ本選出場決定戦の対ドイツ戦と比べて)。本気さえ出してくれればかなりてこずるだろうことが予想できる。
対する日本は、右に市川、左にアレックス、中央に戸田という、清水エスパルスではおなじみの構成に。2トップは、柳沢と、西沢に、トップ下は「代表が点を獲る時には必ずいる」森島(ここでセレッソコンビ復活)。さらに、中央ではジュビロの福西がチャンスを与えられ、3バックは、浩二、宮本、松田のおなじみの布陣。キーパーはアントニオ楢崎。途中から、左に俊輔、トップ下に小笠原、中央に明神、右に波戸、トップに鈴木と高原が投入される。
試合内容は、省くとして、とりあえず印象に残った場面から。
まずは、俊輔〜市川〜俊輔〜・・・〜戸田〜小笠原という展開。スペクタクルを感じた。
次に小笠原の2プレー。体勢を崩して、起き上がってワンタッチ目での会心のスルーパスと、ドリブル突破から相手をキックフェイント気味のインサイドターンで交わしてからの左足シュート。楽しみな選手がまた増えた。
選手個人について。
楢崎は、まずまず。もっと前へでて欲しい。それから、スーパーセーブも期待する。
松田は個人的にはかなり好評価。フィードも良くなってきたなあと感心。誰が何と言おうがこのスタイルは崩して欲しくない。
逆に宮本が低評価。これでは、森岡からレギュラーは奪えない。次の試合でもっと良いプレーを見せて欲しい。
浩二はまずまず。キックが上手くて、勉強になる。ポジショニングも良いし、本番へ向けて、不安はなし。このままのスタイルで成長をして欲しい。
戸田はキャラも含めてナイス(笑)代表には不可欠。
森島がいると相変わらず点が取れる。ドリブルも上手いんだなあと感心。
市川は、随分と、慎重にプレーしてたなあという印象。体が大きいなあという感想と同時に、もっと強いキックや、俊敏なプレーができればなあと思った。
アレックスは、正直、日本のギグスってぐらい活躍するのかと思ったけど、そうでもなかった。本山チャンスでてきたぞ(笑)
福西は、チャンス生かせずで残念。もっと強くキックしたり、どんどん前へ行かないと。
俊輔は上手い。面白かった。でも、生き残れるかは微妙。かわいそうだけど、トルシエの好みとして、代表のスタイルに合うか、合わないかの問題だから、悲観はしなくてもいいと思う。持ちすぎと言われようが、俊輔らしさを存分にアピールして欲しい。
小笠原は、次の試験を受けられそう。チャンスだ。かなり期待してもいいと思う。
柳沢と西沢は持ち味だせたと思う。高原と鈴木は、まだコツを掴めてない様子。FW陣が点を獲るためには、強い相手との駆け引きを経験する以外に方法はないだろうなと。少ないチャンスをものにしたかったら、基本を大切にして、両足で、どんな体勢からでも、落ち着いて、鋭いシュートを放てるようにならないとダメでしょうね。キーパーまで交わして打てるぐらい技術つけて欲しいなあ。
波戸は短い時間で持ち味をアピールできたと思う。
明神は代表の中央だとパッとしないので厳しい。右アウトなら勝負できそう。
久保は運がないのか、技術がないのか。見たかった人は多かったでしょうけど、見れないのが現実なわけで・・・。
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