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また、宮本が入ると、浩二と松田がプレーしやすいという利点もあるかもしれません。二人のミスも少ないです。少なからず、ディフェンスラインが破綻していないのは大きいかなと。森岡と、松田が真中の時は破綻した経験があるのですが、宮本だけはないのですよね。そこがどうなのかというところです。3バックの真中のディフェンダーって、実はそういうのでプレーできちゃうエリアだったりしますし。できれば、早く破綻を経験させたいですけどね。
戸田はどう思っているのでしょうかね。宮本がアプローチのために中盤にきた時に、後ろのカバーリングに入っていないところを見ると、「あれ?」って感じなんでしょうけど。森岡の場合は、(森岡にとっての)フォアチェックで、ガチっととらえたシーンはコンフェデや、キリンカップでよく見ましたしね。後ろでカバーリングも良かったですし。読みもいいし、反応もいいですね。ハムストリング(太ももの裏の筋肉)も使えているようで、自然な状態で自然に守れています。でも、ラインコントロールでどうこうした印象はあまりないんですよね。やっぱり、3人がちょっとづつずれてバラバラに行動されるのが一番怖いですよね。どっちをとったらいいものか・・・。
しかし、ミケロットさんの宮本賛辞はもう「愛は盲目」クラスですね(笑)(カインドさんもその毛ありかなと思ったりしますが。)ミケロットさんのことはとても尊敬していますが、それでも「ん?」と正直思うことはあります。宮本、稲本などの評価に関しては特にです。もちろんこういう違いは、あって当然であって、何ら疑問視するところではないのでしょうけどね。
グラさんとカインドさんの議論は毎回白熱していいですね。
あっちなみに、ポーランド戦では、中盤のプレッシングにアーセナル戦で感じたようなボールオリエンテッドさ(ボールの動きに合わせた守備における連動性)が徐々にでてきたので、もしも、ディフェンダーもその連動性に参加して前でがつっととらえられたら、もしかしたら、もしかするかもしれない期待もちょっとあります(笑)その時は、宮本は、残念ながら、ピッチに立てないかもしれないですね。浩二も危ないかも。でも浩二には日本のフランクデブールになってもらいたいわけで。(バルセロナの時のフランクデブールって、前でがつってしないで、頭脳的に守って、極力自分がなにもしないディフェンスって感じします。)
可能性があるとすれば、
服部 松田 鈴木(茶野)
あたりですか。でも、松田のセンターは本人もいやなはず(笑)
浩二 宮本 松田
ぐらいラインコントロールができて、攻撃の起点になれば、中盤のプレッシングには好影響が出そうですが、果たして本当にフランス、アルゼンチン相手に試合になるかどうかは、微妙ですね。
下の代になれば、鹿島の青木(羽田は厳しそう)とか、市原の阿部とか、ガンバ大阪の井川とか素材はいるんですが、即戦力ってなると、森岡と宮本しかいないですねえ。森岡と宮本をもっともっと鍛えていく方向が現実的でしょうね。
米山や山口も試してましたけど、ダメですからね。稲本や、中澤は、試したけど、多分、ダメだったのでしょうね。
トルシエも、もうちょっと、ディフェンスの真中の選手を育てようって思わなかったのでしょうかね。まあ、森岡を育てたんでしょうけど。
稲本とか、古賀(名古屋、怪我してましたね。)とか試してみれば良いのになあ。特に、古賀はスケール感じますし、フラット3経験者ですからいいかなあって思いますが。
他にもいそうなんですけどね。探せば。
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