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とりあえず、少し書かせてもらいます。
モチベーションの低いレアル対ベストメンバーを欠くテスト中の日本との対戦
日本のスタメンは、ソガ、松田(中澤)、宮本、浩二、戸田(福西)、稲本、明神(市川)、アレックス(服部)、森島(小笠原)、柳沢(久保)、鈴木(山下)
( )内は途中交代選手
レアルの守備の老練さと、ボールキープ力の高さで、ゲーム自体は、レアルが支配。しかし、日本側としてもそのあたりは、折込済みで、緻密な最終ラインと、全体のコンパクトさ、奪った後の前線への細かい繋ぎなどで対抗。
守備に関してはなかなかよかったと思います。アレックスが入ってからの中盤のコンパクトさは一番あったと思いますし、稲本・戸田のコンビもいよいよ調子が戻ってきた印象。最終ラインも、試合開始から中田浩二が守備で非常に良いプレーをみせそのポテンシャルの高さをみせました。松田は、これといって、活躍した場面はありませんでしたが、ポカもなく、1対1でも十分に対応できることを確認。宮本は、ここ何ゲームかでもっとも良い働きをみせ、どんどん良くなってきていると思います。3人での連携も取れていたと思いますし、修正してきていることを感じさせる内容でした。もちろん、以前から指摘しているもっと早く、もっと強く、もっと連動してという個人での部分での課題は残っていますし、それができないから、ああやって攻守におけるボールに対する、ボールのスピードも日本はやや遅くなり、相手に支配されるわけですから。でもその部分で、もっとやろうっていうそういう姿勢はみえてるんで、いいんではないでしょうか。
攻撃に関しては、あのメンバーではあのぐらいかとも思いましたが、私としては、通用してないという感じはしませんでした。最終的に、少ないチャンスをいかにものにするかにこのチームはかかっているんだなとは思いました。
全体的には、物足りなさは残るものの、しっかりと日本のサッカーをみせるという意欲は感じましたし、修正はできつつあるなという印象でした。
特に気持ちの部分でチャレンジャーとしてしっかりと戦えていて、戦術的にもチームとして戦おうというのははっきりとわかるので、ベストメンバーが揃えば、良いサッカーになる期待は持てましたね。
ちょっと、パリサンジェルマン戦を思い出しました。
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