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あと、山本さん一皮向けるためには、もっとエキセントリック(もうちょいハードル下げて言えば感情的になるか)になるか、良い人のまま世界で監督するか。
山本監督のやり方は良いとして、彼のような良き理解者的人間性の人というか、良い人な感じの人が、果たしてどこまでやってくれるのかっていうのは、日本人の自分なんかは興味ありますね。
もっと悪い人じゃないと成功しないのかなっていうのも確かめたいですしね。
要するに優等生じゃないですか。はたから見たら。成功したら面白いんですけどね。ベンゲルみたいな感じになればいいのかな?
それと中間管理職人間というか、まあ「谷間の監督」みたいな人でもあるんですよね。それが「谷間の世代」とミックスされ、もがき苦しみながら、突然「救世主」が現れ、そして快進撃をはじめる。そんなところに感動するのかもしれないですね。
でもねえ、山本さん、なかなか名言もあるんですよねえ。
豪州合宿の時のエピソードなんですけど、シドニーの時にヒデがPK外したポストがあるじゃないですか。あのポストを叩きながら今回の「谷間の世代」達にこんなニュアンスのことを言うんです。
「このポストにヒデは当てた。そして日本は負けた。いいか、よく覚えておけ。この1センチが、勝敗を分けるんだ。このたった1センチこそが、とてつもなく大きな壁なんだ。でもな、お前達ならこの壁を破って、その手で歴史を変えることだってできる。そのためにここにいるんじゃないのか?お前達はやれるよ。絶対に。絶対にやれる。アテネでベスト4に行こう。」
何となくこんな感じのことを言ってました。今日、ラジオで。
うーん、絶対に勝てよー。
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