• サッカーに関する話題専門の掲示板です。
  • 新しい話題が有りましたら自由に新たなツリーを作成して下さい。
  • 設定を使い好みに合った掲示板スタイルにカスタマイズ出来ます。
  • 各種携帯端末(i-mode, J-PHONE, Ez-web)&絵文字対応
  新規投稿 ┃ ツリー表示 ┃ 一覧表示 ┃ トピック表示 ┃ 検索 ┃ 設定 ┃ ホーム ┃ FJ C&R  
1045 / 2956 ←次へ | 前へ→

Re:チーム作りのスケジューリング
 glider  - 04/3/1(月) 2:30 -

引用なし
パスワード
   ▼KINDさん:

>少なくとも、1ヵ月半選手を拘束し、切磋琢磨させ、じっくりと戦術の浸透を図る余裕が与えられれば、やっぱり「当たり前」って言っていいと思うんですけど。

ぼくはまったくそう思いません。
チーム作りというのはそんな簡単なものではない。
こういう世代では特に。

>失礼、最終予選は今年の3月3月3月って思ってて、つい「3月」と打ち込んでしまいました。
>8月です。すんません。でも趣旨は別に変更はないですよ。

>「締め切りが延びて助かった」という趣旨に変更はなしです。

なんで変更なしなの?
2003年3月に最終予選なら言ってることはわかる。
あの時点では「完成」にほど遠かったしね。
だけど8月であれば、別に何も問題ないでしょ。
ワlールドユースも当初の予定通り行われていれば、ユースチーム解散後、8月までにじっくり作り上げる間があった。
でも締め切りは伸びた。
だけどユースの合流も伸びた。
だから完成も伸ばした。
別に「助かった」わけでもなんでもない。
「予定変更」しただけで。
ワールドユースが2003年12月、最終予選が2004年3月であるのに、2003年春の時点でチームに完成度を求めるなんてアホな話じゃないでしょ?
そんなもんぼくが監督でも2004年にある程度の到達点を置こうと考えますね。
そして最終予選後に一度チームをある程度分解し、五輪本番にはまた作り直そうと考える。

>そこです。そこが『妥当かどうか』について僕は異論を唱えたい。

代表チームのスケジューリングとしては至極妥当である、としか言えない。

>そこで前提になっているのは、「代表のスケジュールはすべてに優先する」という思想です。

それは言い過ぎ。
いずれにせよ、五輪の出場が山本(とU-23代表チームおよびスタッフ、以下省略)の命題であるから、山本がクラブの事情を考えるということはさほどない。
山本は自分の希望を言い、協会が各クラブに協力を求め、あまりに両者の間に乖離があれば話し合いの場がもうけられるでしょう。
スケジュールを見ると、山本は山本なりにチーム作りを計画的に進め、仕上げを「ユース合流後」に定めている。
そこでまとまった期間練習したい、というのは至極当然。
それはどうしても絶対に行いたい。
もしもイラク戦などの影響がなければ、ステージ中断中にその中心を置き、あとは各クラブと折衝しつつ選手を召集し、最低でも2週間程度の合宿を行おうと考えていたはず。
それがJ開幕前になった。
ならばもっと長期のキャンプもできるんじゃないか?
だってJリーグ休みなんだし、五輪には絶対出なきゃでしょ?
2月には親善試合、壮行試合が続いてそのまま最終予選に突入だし、ならば40日くらいの拘束は許して欲しい。
そう思った。
そこまでは別にさほど問題があるとはぼくは思わないな。
つまりその件に関して山本監督にことさら責められるべき点がある、とはね。

そしてJクラブからは苦情が出た。
そりゃそうだ。2週間ならともかく40日とはね。
勘弁してくれ、一次予選のフル代表にも拘束されるんだぞ、少しはこっちのことも考えてくれよ。
それもワカル。
で、協会が説得に回り、折衝し、意見調整した結果、こうなった。
だって五輪に出られなかったら大変だから、どうにか理解してもらった、ってのが真相でしょう。
横浜はゴネた。
ACLはクラブの大目標だから、それがある時は選手は出せない、と言った。
(ちなみに磐田は何も言ってなかったと思う。前田くらいだし)
それは協会も了承した。
しかしその後、A3の日程がカブった・・・
とそんな流れ。
ま、代表招集に関してはしょうがないんじゃないか、ってのが一般的な見方。
ぼくはそれよりも横浜のA3とACLのバッティングの方が問題だと思う。
岡ちゃん激怒はすごくワカル。

>そういうことです。今後、このような「クラブ<代表」の図式は改められないといけない。

繰り返しになるけど、「クラブ<代表」の図式は当分は変わらない。いや変われない。
力関係を「クラブ>代表」にすればサッカー人気は現実として萎む。
「クラブ>代表」になるための土台ができるとは言いがたい現状があり、それは10年やそこらの歴史でできるものではない。
今、無理矢理そっちに持って行こうとしても歪みが出るだけで、良い結果にはならない。
それが「現実」。
さらに言えば、例えば欧州でもクラブと代表の問題では、必ずしも「クラブ>代表」と言い切れるものでもない。
欧州では現実としてサッカーの質でも人気でも興行的にも「クラブ>代表」であるにもかかわらず。

>しかし、2002年以降は話が違ってくる。
>「W杯自国開催」ほどのビッグイベントは当分ない。
>今後は、打ち上げ花火を連発させて客の目を引くのではなく、
>毎週土曜日や日曜日は「今日はサッカーの日だ」と日本国民の大多数が思うような、
>そんな基盤作りだと思うんです。

言っているように、代表チームは「打ち上げ花火」などではない。
日本代表は、現状の日本、まだまだ低レベルのJリーグのレベルアップのためにも重視せざるを得ない。
代表招集をJクラブのために制限し、そのために日本代表の力が落ちたらそれは日本サッカーの凋落に直結する。
それでは本末転倒だ。

「今日はサッカーの日だ」と国民の多くが思うような日本のためにJリーグや各クラブがすることは、クラブ強化のために代表を犠牲にすることなどではなく、地道な地域貢献とサッカーによる地域振興に力を注ぎ、一歩一歩サッカーを浸透させて行くこと。
地元選手を育てて行くこともそうだし、そうした選手の引退後の再就職問題等も含め、じっくりと地域に根をおろして行くしかない。
それこそ長い歴史も必要だし、努力の割に成果がすぐに出るようなたぐいのものでもないが、それでもそれを怠れば、サッカーの隆盛はない。
協会は日本代表強化の他に、アジアの他の国のクラブや、時には欧州のクラブとの試合の場をもっと作るべく働きかけること。
「世界クラブ選手権」などはアジアが、特に日本や韓国が中心になって実現させて行くべき命題だし、そのためにはアジアのサッカーを世界にもっと認めさせなくてはならない。
認めさせるにはアジアのサッカーのレベルアップをせねばならない。
そしてそれには『代表』は重要なファクター。
ワールドカップも、五輪も、(さほど注目されていないとは言え)ワールドユースも、そのためにあると捉えるべき。
そうした考えなしの安易なクラブへの移権など、認められるわけはないのです。
33 hits

ERROR:該当するツリーデータを読み込めませんでした。

  新規投稿 ┃ ツリー表示 ┃ 一覧表示 ┃ トピック表示 ┃ 検索 ┃ 設定 ┃ ホーム ┃ FJ C&R  
1045 / 2956 ←次へ | 前へ→
ページ:  ┃  記事番号:  
(SS)C-BOARD v3.3.10 is Free.