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Re:選手は誰のものなのか?
 glider  - 04/2/29(日) 18:34 -

引用なし
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   ▼KINDさん:

>トレードオフするときのマイナス部分が違うって話なので十分グライダーさんへのレスになるだろうと思いましたが。

人が真面目に書いたレスを読んだのか?
俺は金の話なんか全然してないぞ。
そういうことではなく、「選手は選手のもの」であり、つまり代表へ行く「選択」をしたのは「最終的には選手」であり、しかも現状の日本サッカーの中で、代表の意義はいまだ大きいんだ、って話を書いた。
なんでそのレスが「浦和は金があるから」で終わりなんだ?

まあいい。
浦和の話をしよう。
浦和は金があるからできるのか?
そうではありません。
田中達也が不在の時、その代わりに出ると予想されるのはまず永井。
永井はもちろん三菱養和からの生え抜き。
山瀬の不在時に代わりを勤めているのは長谷部。
これも金にモノを言わせて取ってきた選手ではなく、藤枝東高校から浦和に来た若手の選手。
啓太のかわりは内舘が勤め、むろん今期からは酒井がいますが、酒井は別に高額な選手ではなく、名古屋で出番を失っていたのを拾ってきた。
この程度の補強はJ1チームならどこでもできるはず。
トゥーリオのかわりは室井で、むろんトゥーリオは新加入ですが五輪代表選手。
室井は代表とは縁がないから、この話とは無関係。
金にモノを言わせて取ってきたのは三都主くらいで、U-23のバックアップなんか別にたいした金使ってない。
金があるから、とか言われる筋合いはない。

現在、ブッフバルト監督が留意しているのは、各代表に選手を持って行かれた時の対応で、オーストラリア合宿でもそれを想定して様々なフォーメーション、若手選手等を試している。
金があろうがなかろうが対策しておくのが当然。
それが功を奏さなかったのは仕方がないこと。
他に誰のせいでもなく、クラブの力不足のせい。

浦和は強豪で広島は田舎チームだから、というのでも同じ。
力がないから頻繁に代表へ抜くのはちょっと遠慮してくれ、なんてのは「公平」でもなんでもありません。
森崎と同じレベルでやれる選手がいないのなら、それでも機能するやり方を準備せねばならない。
森崎のかわりが力の少し劣る選手でも、同等のチーム力を維持することは不可能ではない。
今、浦和がまさにそういう準備をしているようにね。
達也のかわりなんて永井に勤まるわけない。梅田でもまだ無理。
でもそれならば、やり方を変え、戦略を変え、若手を伸ばし、代表選手の不在に備えておく。
そういうもの。
森崎がいなくなった、だから落ちた、山本よお前のせいだ、なんて甘言は通用しない。
金がないから森崎のかわりはいないんだ、なんてのも通用しない。
森崎は自分の将来を考えたら、たとえその時は結果的に出番がなくとも代表に行きたいだろう。
それは尊重せざるを得ない。

そもそも、広島降格の危機を救うためには、森崎和と駒野はアジア大会出場をあきらめねばならないのか?
それこそ選手本人の選択が第一だし、選手が召集に応じたのならゴチャゴチャ言う筋はない。
クラブはアジア大会の日程も森崎らが代表の召集を受けそうなことも事前にわかっているのだから、何らかの手段を講じておかねばならない。
もしもどうしても森崎や駒野が必要であるということなら、メンバー発表以前に「召集遠慮の申し入れ」をしておけば当然考慮されたであろうし、選手側からの召集辞退ももちろん可能。
だからいずれにしろそんなことは理由にならない。

代表に選手を抜かれるのが「被害」だというのなら、Jリーグから脱退しなきゃならん。
Jリーグの創立の目的そのものが「日本サッカーを世界に比肩しうるものにするため」「日本代表が世界の強豪と肩を並べる力をつけるため」だからね。
時代が変わり、多少はその目的の意義は薄れ、「地域に根ざしたサッカークラブの発展」や「Jクラブを源にしたスポーツの地域振興」なんかに比重が置かれてきた。
しかしそれでもサッカー人気の大きな部分を「代表チーム」が担っており、欧州のようなクラブ主導には至っていない現状、しかもレベルアップしたとは言え、世界のサッカーの中ではJリーグのサッカーの質はまだまだ低いレベルであり、情報が豊富になってハイレベルな欧州リーグや欧州CLの試合を毎日のように見られる中で、将来的にJリーグが真にサッカーとしての魅力を持つには、まだまだ「日本代表」の存在意義はあまりに大きい。
実際に世界の強豪と真剣勝負しうる場があるんだからね。
そうしたことから現状の日本サッカーの中で、ある程度「代表優先」になるのは仕方がないこと。
ドメスティックな閉じたリーグになってしまったら現在の人気も維持できないのが目に見えているのだから、世界との直接的な接点である代表チームはどうしても重要になる。
それを少しづつでもクラブの方へも比重を増やして行かねば、というのは当然そうで、もちろん「世界クラブ選手権」の開催への働きかけ等、努力もなされている。
しかし、そんな一足飛びには行かないよ。
Kリーグチャンプに完敗するJリーグチャンプ、クラブレベルでは「世界のメインストリーム」との接点がほとんどない現状の中で、「世界的競技」であるサッカーの魅力、人気を国内にもっと広めるため(あるいは維持するため)に、「日本代表」の重要性はいまだ高い。
「日本代表」(アンダー年代でも)があるから「世界」を「繋がっているもの」と認識でき、それを窓口にして選手が欧州メインストリームの場へも行くことができ、それでまた「日本もそこに繋がっている」あるいは「日本も『フットボール・ネイション』の一員である」と明確に認識できる。
そうして「世界的競技」であるサッカーを満喫できる。

そういうわけで「クラブが降格危機の時にアジア大会になんか呼ぶな」って今の日本ではまったくのナンセンス。
しかも山本監督はいやがる森崎の首に縄つけて無理くり引っ張ってったわけじゃなし。
仮に浦和が達也や山瀬や啓太が代表に行ってたせいで降格したとしても、ぼくは彼等を責めようとも思わないし、代表監督のせいにしようとも思わない。
それが例えばエメでも話は同じ。
「何やってんだブッフバルト!お前のせいだぞ責任とれ犬飼!」とは言うかもしれんが(笑?
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