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▼KINDさん:
山本監督の評価ですか。
「まあまあ」「運が良い」「やりたいことはワカル」「そんなもんでしょ」
そんな感じでしょうかねえ。
論理的であり、野心もあり、知識もある。
U-23という若い年代で「リベロシステム」をやろうとすることの意味、その苦労、ユースで大熊さんがやはり菊池をCBで使ったことを考えあわせると、それが山本監督独自のアイデアなのか、それともJFA指導層共通の願望なのかわかりませんが。
ただ、そりゃ苦労するわな、という感じではある。
代表チームの監督の就任1年目というのは、ぼくはある程度仕方がないと思う。
(はじめから短期の場合は別ですが)
トルシエ時代にコパアメリカでコテンパにされたのは良かったと思うし、まあトルシエの場合は多分に計画的犯行でもあったわけだけれど、1年目ってのは多かれ少なかれそんなもの。
山本監督に関しては、「なんだか難しいことやろうとしすぎてるなあ」と感じたこともあるし、「ちょっと机上論っぽいかな?」と思ったこともあるし、「選手の資質をもうちょっと考えた方が・・・」と思ったこともある。
そんなこんなで、まあよくも悪くもJFAの指導者育成の先端にいる監督のひとりではあると思う。
というわけで「そんなもんでしょ」という感じですね、ぼくは。
>各チームの重要な選手をシーズンインキャンプから引っこ抜いて
>ねじこまれた1ヵ月半もの長期合宿があったこと。
各クラブは痛かったと思うけど、やらないといけなかったでしょうね。
ほんとはA代表にもそういう機会が欲しいけど、海外組の増えた今、それは不可能。
だけど、 ある程度骨格ができた所で最低でも2週間くらいのまとまった強化期間がないと、誰が監督だろうとチーム作りってそうとう難しいだろうとぼくは思います。
ので、それはまあやれて良かったね、と。
>そしてトゥーリオの帰化、平山の台頭。
これはほんとにツイてたな、と思う。
まあそういう「運」も監督には大事なんで。
それともあれかな?やっぱ「求めよ、されば与えられん」なのかな?(笑)
>オーバーエイジ問題
不必要だと思いますけどね、個人的には。
トルシエは楢崎、森岡、三浦を合流させた。
トルシエにしてもその3人を合流させることに関しては「2年後のチーム編成を見据えた」というほどでもなく、本人が言ったように「強化のために使えるなら使う」程度ではなかったかな。
どこの国もそれぞれの事情で使ったり使わなかったりで、FIFAとIOCの綱引きの上に成立したかなり不要なレギュレーションとぼくは考えてます。
高原、明神、宮本というのは、まさに山本さんが求めてた「前線でしっかりキープできるFW」「中盤のプレッシャー強化」「リベロ」で、平山、今野、トゥーリオという人材を得た今となっては、彼等が調子を落とさずに行ければ、まあさほどの必要性は山本監督にとってもないんじゃないでしょうかね。
あとは主力に離脱者が出なければ。
>浦和レッズファンの皆さん
ま、今年の前半は仕方ないかなとあきらめてますね。
五輪イヤーであって、日本は五輪に置くプライオリティは高いし、達也や啓太や山瀬が代表チームで活躍するのを見るのもやはりまあうれしい。
トゥーリオはまだ赤いユニを着て試合するのを見てないんで、レッズだって実感があまりないけど。
代表で良い経験積んで、またスケールアップして帰ってくればそれはそれで良いってのもある。
監督が変わったんで、なかなか合流できないのは確かに痛いんだけど、それでもまあ全然強いんで問題ないですね(余裕笑)
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