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Re:なんだ今日の試合
 Dai WEB  - 03/12/21(日) 22:36 -

引用なし
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   ▼KEANEさん:

こんにちは。まず私は2つの疑問点を提示させて頂きましたが、その1つ目に対するお返事であるということでよろしいでしょうか?その1つ目の疑問点とは以下のものです。

1、もしそれをやるのならばの「それ」が何なのかがイマイチ伝わってこないですが、それとは何なのでしょうか?

キーンさんはそれをやるならばと述べられましたが、これは「その布陣を実現させたいのであるならば」という意味ではなく、「久保の1トップをやるならば」ということであることは分りました。

つまり、「久保の1トップは機能しないであろうから、グラさんの考える布陣は上手くいかない。」というご意見かと思います。それを踏まえました上でもう一度グラさんの意見を整理してみます。

グラさんは、以下の3点を見てみたいということを述べていられます。

1、3バックにして福西をその前に置いた方が良いのではないか。

2、ウイングバック式ではない形で、本山と石川を両ウイングに起用したところを見てみたい。

3、久保がアジアレベルであればセンターフォワードで使えそうである。

この3点を実現させるためには、「久保を1トップで起用」しなければ、2番目の本山と石川の両ウイング起用が実現できないように思われますがいかがでしょうか?

これを踏まえた上でも、「久保の1トップは難しい。」「本山と石川の両ウイング起用は難しい。」ということであるならば、そのようなご意見を頂ければ幸いです。


では次に久保の1トップが難しい理由についてですが、キーンさんは「久保は2トップの1角として、もう1人のFWとの連携面での成長を見せているだけであって、決して個人としての力が成長したわけではない。」というようなご意見かと思います。

それを踏まえた上で以下のようなキーンさんのご意見について考察させて頂きます。

>ただ1トップをするだけのポジショニングの取り方はこれとはまた違った状況になる。まず、1トップとしてのクサビを取るポジショニングの取る判断スピ−ド、プレ−スピ−ド、強さのどれもがないと厳しい。これをやれる選手は今日本ではいないです。

この説明に関していくつか疑問点があります。

まず「1トップをするだけのポジショニングの取り方はこれとはまた違った状況になる。」ということですが、「1トップをするだけのポジショニング」とのはどういうことでしょうか?「1トップ のポジショニング」の間にある「を、するだけの」という部分が分り難いのですが。具体的にご説明頂ければその辺りの疑問点はすっきりするのですが。

何がどう違う状況になるかについて指導者として詳しく理解していなければそのような発言を簡単にはできないように思うのですが。

次に、「1トップとしてのクサビを取るポジショニングの取る判断スピ−ド、プレ−スピ−ド、強さのどれもがないと厳しい。」ということですが、「クサビを取るポジショニングの取る判断スピード」という文章がどういうことなのかが今ひとつ分り難いです。「クサビを取るポジショニングの取る判断スピード」というのは言葉はどういうことなのでしょうか?「クサビに入るための前持ってのポジショニングと、クサビに入るタイミング」という意味でよろしいのでしょうか?

一言で言えば「クサビの判断」。

これが「2トップと、1トップではどう違うのか」、また「2トップで出来ているプレイヤーが、何故1トップではできないか」をご説明した頂かないと納得できない部分はあるかと思います。

その上で「1.1トップとしてのクサビを取るポジショニングの取る判断スピ−ド(不明部分)、2.プレ−スピ−ド、3.強さのどれもがないと厳しい」ということですが、2.プレースピード(切り替えの早さ、瞬発力、プレーのスピード感など)や3.強さ(フィジカルコンタクトなど)については久保はあると思うのですがいかかでしょうか?そう考えると、久保が1トップをはれる可能性はあるかもしれませんね。

>それよりも2トップの形にして2人のコンビネ−ションを(に)基づいて、それを中<>盤、あるいはDFという形でリンクしていかせることが現状では一番いいと思います。

2トップの形にして2人のコンビネーションに基づくということですが、久保と誰の2トップにするのでしょうか?相手がある程度確定しなければコンビを築くことはできないように思います。

また、中盤、あるいはDFという形でリンクしていかせるというのはどういうことなのでしょうか?「中盤、あるいはDFという形で」というところが分り難いのですが。中盤やDFと2トップを連動させるような攻撃の形を作るという意味なのでしょうか?それとも「中盤に久保を下げるようなこともしていく」という意味なのでしょうか?

もし、前線から後方までの連動性を築いて、流れるような攻撃をチーム全体で行っていく、ボールを持っていない選手や第3の選手の質の高い動きで、まさに流動的なチームを作っていくという趣旨なのでしたら、2トップでなくてはならないよう理由はないように思うのですがいかがでしょうか?1トップでもそのようなやり方はできるのではないかと。

逆に2トップにしたとしても、流動性を作り出すというのは非常に難しいことであるようにも思うのですがその点もいかがでしょうか?

例えばジュビロ磐田のようなサッカーをそのような代表例として指すとしても、それは国内相手の中での戦いであるからあのようなサッカーができるのであって、世界レベル相手のチームに対しても同じような流動性を維持できるかどうかというのは、それが一筋縄では決していかないことを表していると思うのですが。

例えば、アジアレベルであっても、ジュビロが流動性を発揮できずに敗退するような試合はあったわけで。

そのようなレベルの試合が日本代表だとも思います。

だとすれば、そう簡単に連動性というものを捉えたり、語ることはできないように思うのですが。

私も1人の指導者として今回のキーンさんのご意見には非常に興味を持っています。果たしてどのような考え方で、どのような捉え方で、どのような主張なのかについてより深く知ることが自分自身にとって勉強になると思いましたので、思い切って議論してみようと思っています。当然対立する部分もありますし、同感に思う部分もあります。正直、詳しく突っ込んでみたいと思ったのです。

長文で失礼いたしましたが、どうぞよろしくお願いします。
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