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 anybodydo  - 06/11/25(土) 21:55 -

引用なし
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   一週ごとに天国から地獄。地獄から天国へと。
実は理由は至極簡単で、浦和がホームのときはガンバと川崎はアウェイ、という日程になっているのです。ホーム・アドバンテージの真の意味を思い知る今日この頃です。

試練の東海道シリーズ(川崎、磐田、横浜、名古屋)は、一勝二敗一分の惨憺たる結果に終わりました。そうなるとやはり優勝争いは俄然もつれる。勝ち点差3にまで詰め寄られ、絶対絶命で挑む甲州街道シリーズ(甲府、FC東京)。
まずは甲府を降し、点差を5に広げました。

試合の面白さ、という点ではなんと言っても川崎戦が最高でした。
浦和と川崎のカラーの違いがくっきりと感じられましたし。
レッズの計算基礎は、何は無くとも一対一で勝つ、というところ。「一対一で負けない」ことを前提にレッズのサッカーは組み上がっている。平川がマルコンに負ける。ピンチになる。アレックスが森に負ける。失点する。
いつからこうなったのか?実はよく思い出せません。
ただ熱は入りますね。だってそこらじゅうで一対一の勝負の連続。
こういうチームカラーでいいのか?と思いつつ、「負けんなホリ!」と絶叫してしまう訳です。
余談ですが、だからオシムがレッズの選手を大量に招集したのもなんとなく理解できるのです。マンツーで守るやり方が似ている、というところよりも、なにしろ一人一人の選手の見極めがしやすい。

対する川崎。川崎は互いを補完しあう色合いがレッズより強いですね。簡単に言えば組織的に非常に練れている、と言えると思います。DFは高さがありますが、懐に入られると弱い。ドリブラーと相対したとき、あっけないほど簡単にやられてしまうときがありますね。だから中盤とサイドが、DF周辺で相手の攻撃を加速させないことが大事。スローダウンさせ、クロスを上げさせれば跳ね返せますから。
川崎がやられるパターンは中盤を掌握され、DFの苦手な速い攻撃を仕掛けられた場合。攻めなければいけない状況、つまりは中盤が空いてくると、リスクは他チームと較べても非常に高く、それが数字にも表れていると思います。
攻撃面でもそうですね。なにも川崎DFをけなしている訳ではないですが、彼らはそれほどボール扱いが上手くはない。しかし前線の動きの質が高く、DFからしてみれば常にパスコースを作ってくれるんで前に出やすいですね。そして攻撃に厚みを出している。相乗効果で戦うチーム。

次の磐田戦は、3失点食らった辛い試合。
闘莉王出場停止で・・・まあ見ての通りでした。長谷部が必死でギア入れたのだけれど、崩し切れなかった。
でも感慨深いものもありました。怒涛の波状攻撃に入るレッズ。守り切るために、終盤次々攻撃的な選手を下げ、DFを入れてくる磐田。とうとう、レッズはあの磐田にこんなことをさせるチームになった。
そしてアジウソン・磐田を見て思ってしまった。小野にぴったりなチームは、今の磐田じゃないか?
(そんなことちいとも願ってやしませんが)

横浜戦は、実は一番怖かった試合。堀之内と坪井に加え、山岸欠場。僕は都築も好きなのだけれど、彼は試合勘が戻るのに時間のかかる選手ですね。飛び出せなかったり、一瞬遅れたりと、何度もヒヤッとした。
そして松田と中沢のワシントン封じ、ほぼ完璧だった。ああいうケースは達也が欲しくなる。今シーズン、もう全然キレがなくなっちゃったんだけれど。
しかしマリノスはちょっと難しい時期にきてますね。ちょっとドラスティックな変化がないと、停滞してしまうかもしれない。

して、名古屋。
ホームでの試合に続き、ファルホーセンにやられた。
しかしホームのクセにあのドン引きなんだ。ほんと、いろんな意味で未来の無いチーム。

また、余談。
今旬の本田が、「代表戦はJリーグとは緊張感が違う。やりがいがある」ってなことを言っておりました。
本田、浦和に来い。
名古屋じゃ、伸びねえぞ。

そして甲府。
僕は、結構好きなんですね、このチーム。なにしろ、戦う。
特にホームでの鬼気迫る戦い振りは、シビれます。
浦和相手でも、林を下げていたけれど、いつも通りのガチンコ攻撃サッカーで挑んできた。
ウチもよく、そして上手く守った。そして、浦和らしい個人技を生かした攻めで勝った。
甲府に倉貫がいたらどうだったんだろう。彼は、見たかった。
そして、茂原。良い選手でした。負けるなよ。

この試合の分水嶺は、ワシントンの二連続PK失敗。
ほんと頭ん中が、「真っ白」になった。
このところのレッズの戦い方を見ていて、ほとんど確信していることがあります。
ギドはこの流れのまま勝とうとしている、ということ。
既に疲弊の色が濃い、この奔馬にしがみついて、勝つつもりなのだ。

アレックスの疲労は相当なもんです。もうピンポイント・クロス以外、彼からの得点の予感は無い。
相馬の方が余程に貢献できるでしょう。
ワシントン・ポンテ・山田の組み合わせにしたってそう。
持ち駒が豊富な分、いくつかのバリエーションはつけられるし、試合途中、そのチャンスも何度かあった。
でも替えない。
この流れを切りたくないのだ。

レッズはワシントンで勝ってきました。
彼で、勝ち切るしかない。
そう思っていた僕は、二回目を外したときほんとショックだった。
(ギドはアレックスに蹴らそうとしたみたいですが)
そして、後半2点を決めた。大した男です。

さあいよいよ。
何の因縁か、宿敵ガスのホーム、味スタ。
ナビ杯で、大量失点で浦和に敗れた後、茂庭はファンの前で号泣した。
明日は、きっと、すごいことになるでしょう。
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