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>「技術」は「技術」として、具体的で肉体的なものに留めおいてやりましょうよ、>なるべくできるだけ。
>ボールコントロールの技術とかキックの技術とかコンタクトプレイの技術とか相手>のジャージをうまく引っ張る技術とか、審判にわからないようにヒジ入れる技術と>か、ダイブ取られないように倒れる技術とか、そういったものに。
話すときには分けておいたほうがいいですね。了解です。
ヒジ入れる技術がうまいのはシアラーですね(笑)下手なのはダビッツや戸田です。戸田のファールの下手さはちょっとどきどきモノです。
>で、ぼくはそういう「個人」や「少数のグループ」での「戦術」が足りないな、とワールドカップの日本代表見てて思ったりしてて。
ん〜、戦術って言葉が細かく分かれすぎた感じがするんですけど。
ボクが理解しているのが前提になっちゃいますけど「個人戦術」と「少数の戦術」をボクは多分切り離してません。そこは切り離さないほうがいいかなと思うので。
わかりやすいのでドリブルを例にします。
ドリブルがうまい選手はたくさんいます。でもドリブルを戦術として使いこなしてるプレイヤーは世界でも少ないです。
例えばサイドをドリブルで突破する。
両サイドの攻撃を軸にするクラブや代表チームでもよくありがちなことだと思います。ここ最近でいい感じになってるのはレアル・ベティスですかね(ホアキン最高!)これはチーム戦術の上でサイドの選手のドリブル技術に期待している。
この時、相手選手だけでなく味方まで利用してドリブルができるか。
相手の思考まで支配してドリブルができるか。これです。
マクマナマンや中村を別で批判しましたけど、ボクは彼らからそういったプレーの幅を感じないんです。体を寄せられたらドリブルで抜いていくことは難しい。
体を寄せられないためにはショート、ロングのパスをちらつかせ、ダイレクトではたく事やシザース等をするかもしれないぞって相手に意識させる。
個人の技術でしかないのか、戦術の上にある技術なのか、というのはこういうことなんです。たぶんグライダーさんに改めて言うことでもないと思うんですけど、そう思ってるから「個人の技術」と「集団の技術」を分けるつもりがないんです。
これはループしてたりせめぎあってるもの。
分けて考えたらそこで昇華することはなくなっちゃうんじゃないかって。
そう、中村の中では分けて存在してるんじゃないかなあ。
>中村って、まだ試合全体を見れてないだけなんじゃないか、って気もします。
一言で言うならまさにこれでしょうね。
トルシエが必要としないわけだ(笑)
ボクが思うにトルシエは中村に期待していた。
中村の意識が変わるだけでもトルシエは中村を招集したと思います。
長いキックを正確にけれる中村の技術は、サイドにも流れて逆のサイドを見ることができるようになるだけで大きな武器になる。
武器の射程は長いが、照準の性能が悪いって感じですかね。
>でもフル代表のレベルになると今はアルゼンチンの方が全然、全体の戦術的には面白くて、ブラジルはつまらない。
同感ですね。あれだけ若い年代があっさりと欧州の戦術、フォーメーションに溶け込んでいくのになぜかフル代表では「技術屋の集団」から抜け出せないブラジル。
アルゼンチンの選手のほうがなかなかフィットしないことが多いように思うんですけど、最終的に彼らが中心選手になることも多い気がする。
>遥か遠い東洋の国に来て、ずっと弱気になってらしいんですよ。
セリエに初お目見えしたときもホームシックで帰っちゃいましたね(笑)
ダイレクトプレイもポストプレイもうまく、高さを生かしたヘディング技術も相当に高い。線が細いですけどもっと成功してもいい選手だと思うんですけどね。これは精神面の問題なのかな。
ボクはでかい体で運動量の多いウミト・ダバラ、あまりでなかったですけどハカン・ユンサルに興味を持ってました。ボクがサイドの選手だったからなんですけどね(笑)
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