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次のフルサッカーの時に、実践したいのは、相手陣内では「常にゴールを観る」ということです。観るというのは、「見る」というような受け身こと、無意識的なことではなく、「観る」という、つまり観察して、判断につなげていくような、より自主的、自立的で多面的なことを指します。
12thの場合、「相手陣内で、ボールが前に進まない」という弱点があります。そこで、相手陣内で、ボールを前に進ませるような努力をしていこうということです。
ぜひ意識してもらいたいのは、「前を観た時に、ゴールを狙えるのであれば、他の選択肢を捨てて、すぐに打つ」ことです。これは、サッカーの目的である「ゴールを奪う」ことを満たす判断なので、やっていて「楽しい」という感覚は必ず残るはずです。
相手陣内なら、いつでも、どこでも、ゴール、ゴール、ゴールという意識ですね。サッカーという競技の目的は、ゴールを奪うことなのですから、判断基準は、常にゴールへ向けておくべきです。
さらに、意識すること。それは、「ボールを観て、ゴールを観て、ボールを観る」というリズムです。初めのボールコントロールの時には、ボールを観ながら、操ればよいと思います。次に、ゴールを観る。これは必ずやって欲しいです。そして、最後に忘れがちなんですが、しっかりと「ボールを観て」プレーするということですね。特に、キック時には。ボール観て蹴らないと、キックミスというのは増えます。プロではないので、やはり、基本に忠実に「ボールを観て蹴る」ということは、やっていった方が良いと思います。
これだけで、不思議なもので、「ゴールへの意識」は増し、「前方への狙いを持ったキック」が増えてきます。まあ、5,6分あれば、トレーニングもできますよ。
個人的には、試合前のアップの時に、5,6分でいいんで、トレーニングを含めた練習をやれたらいいなあと思うんですよね。個人能力とかも、それだけで、結構、違いがでますし、なかなか充実すると思うんですよね。練習メニューとかは用意してきますから。
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