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さあ、明日はフランスーデンマーク。
王者の運命はいかに?
まあ、いつも思うことなんだけど、ここまで大会を見てきてまた強く感じたこと。
こういうサバイバル戦を勝ち抜くのに一番必要なのは「強い気持ち」ということ。
「絶対に勝つ」という強い気持ち、自分達を信じる強い気持ち、簡単に言っちゃえば「根性が入っている方が勝つ」ってこと。
日本もそうですよね。
前大会では、出られた喜びが強くて「絶対に勝つ」って気持ちはあまり感じなかった。
今大会の日本チームからは、本当に強く気持ちを感じます。
だから、少々かっこ悪い戦法を取っても見ていて感動的。
緒戦のベルギー戦の前半の戦い。
あれが狙いだってことがわからなかった者は「焦っている」と思ったんだろうし、トルシエ嫌いで盲になった某ライター等は試合後に「つまらないポルノを見た気分」などと言っていたようですが、そういう者にスポーツを語る資格などはないと言ってもいいとぼくは思う。
表面的な「美しさ」を我がままに一方的に求め、「真剣に戦う人間の美しさ」も見られないような人間は、スポーツを見なくていい。
そう思います。
イタリアークロアチア戦のクロアチアの戦士達の強さ。
アルゼンチンーイングランド戦のイングランドの強さ。
アメリカ・チームの根性だけは入りまくってるぜ的強さ。
アイルランドもそう。
韓国もそう。
日本もそう。
フランスは、どうなんだろう。
「僕は全て勝ち取った。W杯、ユーロ、チャンピオンズリーグ…。だから本当はモチベーションが低いんだ」と告白していたジダン。
これじゃ勝てない、どんなに力があっても。
明日は追い詰められた王者がどこまで気持ちを取り戻しているか次第でしょう。
真実はいつも力強く胸にせまってくるものですね。
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