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▼Daiさん:
3失点か・・・やられましたね。
松田は前半はネボケていた。ミスだらけ。
ここのところ、失点も少なかったので慢心したか。
戸田がいないのもそうとう大きかったと思います。
稲本は調子がなかなか戻りませんね。
アーセナルへ行く前の「良くない時の稲本」くらいには戻ってきたけど、プレイに判断のスピードがない。
味方のプレスをサポートできず、飛び込む相手を立ち止まって見送る。
試合の流れ、次の展開への予測が甘く、前がかりになる。
その攻撃も動きが縦ばかり。シュートは相変わらず枠に行かない。
福西も危機発見の視野が狭い。
先制されるとあせったのか二人のバランスも悪くなった。
やはり戸田の「休養」の影響は大きかったと思います。
あそこのポジションがあれだと、ネボケてなくてもバックスはキツい。
柱がいないバックス陣、戸田の代わりがいない中盤、そういう弱点が露出しましたね。
ホンジュラスは巧く、強かったと思います。なんせキープ力が高い。
身体の使い方がとてもうまくて、全然ボールが取れない。
日本のバックスの動きをよく知っていて、後方から二人が走り込み、ラインを突破する。
ボールへの寄せも速くて、こぼれ球を拾い、高い位置でボールを奪い、試合の流れを引き寄せてました。
上記のすべてが複合して、前半の展開になっていたと思います。
気になったのは3バックスのポジショニング。
意識がボールへ集まりすぎ、次の展開へのケア、読みがない。
ドリブルで抜かれることを怖れ、ポジションバランスを悪くする。
それも1対1でボールが取れないことの弊害ですね。
そのへんは五輪のブラジル戦から何も進歩がないな、と思いました。
後半は気合いを入れ直し、少し修正できました。
ホンジュラスもコンディション的に息切れしたんでしょう。
リードもしていたし、前半ほどの勢いはなくなりました。
ホンジュラスの反則を見のがして1点を与えた審判が、おかえしに日本にPKをプレゼントして試合は引き分け。
信じられないキーパーのミスとか、なんだかスッキリしない試合でしたね。
良かったのは中村。絶好調だね。
フリーキックはもちろんだけど、特に中へ入った後半はすごく良かったと思います。
タスクがあるのはわかるけど、ああいう広い動き、プレイの構築とチャンスメークを左サイドからも、もう少しやってくれればなあと思うんだけど・・・
だって小野、中田との競演は見たいでしょ、みんな(笑)
今の中村の調子なら。
ひねった足がなんともないといいけど。
アレックスもこれまでの代表戦では一番良かった。
あのくらい広く動いて、ペナルティエリアの近くで勝負できれば持ち味も生きるでしょう。
ただ、FKはもう蹴らなくていいと思うけど。
それと、シュート練習1000本。
中村にしても、逆に稲本にしてもそうだけど、やっぱり調子の波で選手は大きく変わる。
運まで変わる。風向きが大きく変わる。
持っている能力の質、特性も重要だけど、調子の良さも選考の大きな要素にせざるを得ない。
そういう意味でも世界の一流選手はやっぱり凄いなと思うこの頃です。
さて。
そろそろ中山と名波を呼び戻しましょう。
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