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サッカーダイジェストにポーランド代表主将でセンターバックのトマシュ・バルドフのコメントが載っていました。
その中で彼が日本の守備に関してコメントしています。
少しだけ抜粋します。
自分のミスで中田に得点されたことの「言い訳」として、初めてプーマのボールを使って慣れていなかったと言うようなコメント後下記の質問に答えて・・・
━━━そのミスは試合を決定づけるものだったのでしょうか?
「ゴールだけでなく元々彼等はオープンスペースを上手く消してきましたし、非常に攻撃的で1対1の強さを持ち合せていました。日本の動きはすばやくて信じられないほど良く走り回るんです。普段、我々がしているサッカーをさせてしまって、日本のディフエンスラインを崩すこともできず、試合のイニシアテイブが握れなかったんです」
━━━ポーランドはこの2年間、ホームでは負け知らずだったはずですが・・・
「日本が前半で400%のチャンスを引き出したことがすべてです。
前半0−2ですんだことで満足しなくてはなりません。デュデクの活躍が無かったらあと何点か取られていたでしょう。中田との1対1も小野のヘッドもセーブしました。これに対して我々は前半に2回しかシュートチャンスがなかったわけですから・・・」
この後敗因に前半で主力選手を6人交代させたせいではと聞かれ、
前半はベストメンバーで戦って制されたことを認めている。
もっとも興味を引いたコメントは次のものです。
━━━アジアのサッカーとヨーロッパのサッカーとでは何か違いはありますか?
「う〜ん〜よくわかんないなぁ〜。でも日本のチームで気が付いたことは彼等は基本的にとても単純なプレイをするということですね。さっきも言いましたけれど、彼等はとてもコンパクトなサッカーをします。8−9がポーランドゴールから25メートルの所でプレッシャーをかけてくるので、相手チームにとっては試合を作る領域が極度に狭くなるのです。我々にはコンビネーションをする時間はほとんどなく、そんな中盲目的にボールを前に蹴るしか術がありませんでした。さらに、日本はオフサイドがやけに多くて、またそれを上手くやるんですよ。普通は相手チームがそれをやるとポーランドの方が有利になるんですけどね」
インタビューはエンゲル監督の「日本がWカップ影の優勝候補で世界最高のチームの一つ」と言う発言に同意してインタビューは締め括られている。
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