| |
1位イタリア
磐石のイタリア。貫禄の1位突破。「こんなに守備ってできるの?」ってぐらい、組織的な守備の印象が強い。ボールサイドでは、1対1ではなく、必ず2人、3人が組織的にボールに行って守るため、相手は全く個人で突破ができない。仮にそこでかわされたとしても、次のところにまた2人ぐらいプレッシャーにいっているので相手はもうどうにもできない。危険なところにボールが入らないようなポジショニングを全員が取っているので相手のパスは意味を成さないし、パスカットも頻繁に起り、ドリブルでくれば潰される。最終ラインはバランスと高さと強烈な粘り強さに加えて、ブッフォンがいるため、ゴールを奪われる気がしない。中盤の運動量は半端なく「絶対に負けないサッカー」を実践している。実際、国際試合ではこれで21試合無敗を達成。サイドで起点を作ろうにも複数人プレスからカウンター、中に入っていったら複数人プレスからカウンター、放り込んだらクリアーからカウンター。ほんと、どうしろっていうんだ(笑)
課題の攻撃ではトッティーが復調気味。ピルロの上手さと落ち着きは尋常ではなく、キープ力とパスセンスが抜群で、このチームの影の司令塔になっていて本当に素晴らしい。もう少しガムシャラさとスピードと走力が欲しい気もする。ゴールの中で何回切り替えすんだってぐらい切り替えしたのは驚愕でもあったけど、シュート打てば入ったのに(笑)ジラルディーノは相手マークをうまく外せず1トップとしてはまだまだ。逆に、途中交代で入ったインザーギの出来がよく収穫でもあった。ワールドカップ初ゴールも見事。今日は全員中盤のパスやタメも良かったのでこの調子でいきたいところ。
決勝トーナメントは、可能性としてはブラジルと当たる可能性もあるが、オーストラリア、クロアチア、日本のどこかになる確立が高い。ベスト16を勝ち抜いた場合には、あの韓国との因縁の対決の可能性も。
2位ガーナ
アフリカらしいサプライズに溢れたサッカーでの決勝トーナメント進出。このグループを勝ち抜けたことは見事としか言いようがない。個人、個人の前への突破はインパクトがあり、組織的な攻撃力も持っているので、相手は油断ができない。守備にモロさもあるが、見ていて驚きのある面白いサッカーを展開してくれる。黄金世代のエッシェンや、アッピアなどが活躍して目標達成。
ここからの先の戦いは厳しいが、選手達はゴールしか目指していない。アフリカ勢は、コートジボアールもそうだが、本当に個人、個人が重なってくると驚きに溢れたプレーを展開してくれるので、組織的な攻撃に入った時の迫力は見事で、サッカーのスペクタクルを演出してくれる。欧州で活躍する選手がほとんどで、レベルは高い。チームとして見た場合には、勝てるチームにはなっていないが、それでも現代サッカーの面白さはアフリカなしでは語れなくなったと言っていいと思う。
決勝トーナメントでは、ブラジルとの対戦が濃厚だが(オーストラリアの可能性もある)、結果を出すためにはいかに高い位置でボールを奪ってカウンターで攻められるか。そして守りに入った時に集中力を保てるか。楽しみな戦いだ。
|
|