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▼gliderさん:
宜しくお願いします。
▼ GAITIさん:
お久しぶりです。
布陣の事はお任せして。
>えっと、多分ベルギーは序盤にガツっと来ると思うんですよね。
>「この新米野郎、思い知らせてやる!」って感じで。
この辺は私、少し異論が有ります。はたしてガツッと来てくれるでしょうか。
「ボク、どのくらい出来るか見てあげるから、やってごらん」って言う感じで、ボールを持たせてくれて、ペナルティーエリアの手前までは行けるけど「そこから先は駄目よ」って、いい様にあしらわれるのではないかと。
そうなったら、こちらは走りまわされて消耗し、相手は悠々とエネルギーを温存して、後半20分過ぎあたりから、それこそ怒涛の攻撃にさらされそうな気がして、絶対にそういう流れにはしたくないと思いますが。
グライダーさんのおっしゃるように攻めてくれたら、日本にとっては非常にやりやすい様に思います。
フランスやスペインのような攻撃力が有ると言う印象では有りませんでした。押込まれて、防戦一方と言うような心配は無い様に思います。
個々の選手のスピードなどは日本の選手のほうが有るように感じます。
ボールの走るスピードはまた別の話ですが。
中盤勝負にもち込めたら、良い勝負が出来るように思います。
コンパクトフィールドを維持し、ボールを奪われても展開させず、すぐ奪い返す。中盤でのボールのつつきあい、絶対にカウンターを許さない戦い方。
そのような展開にもち込めたら日本のペースと言ってよいかな?と。
ですから立上りは慎重に、攻めてくるか、守ってくるか様子を見ながら、
攻めてきたらグライダーさんのおっしゃる通りプレスで対抗。
守ってこられたら、どうすれば良いのでしょう。
守っている相手を引出す手段は、有るのでしょうか?
取られても良いから、イーブンのボールを放り込み、無理やり競合いに持込む?
それとも強引に攻込む?
うまく先制する事ができたら、後はグライダーさんのおっしゃる通り。
>ベルギーのようなチームは引きづり出しちゃえば隙ができるからそこで追加点。
>中田に充分にスペースを使ってもらう、と。
>小野、名波、ケースによって伊東、波戸が飛び出して行けばいいでしょう。
>2ー0で緒戦勝利!
>・・という机上のプランです(笑)
良い夢が見れそう。
>>役割分担されすぎた膠着した組織になってしまった印象はぬぐえません
>確かにね。ぼくもそう思います。
>ただ現状を考えるに、こうして現実的に考えざるをえないですね。
>何度も言ってきたことですが、バックスと中盤に密着性の低い今、バックス陣に機動性が足りない今、波戸の起用は致し方ない。
>そうしなければ相手にラインの外を使われてしまう。
>また、戸田に現在与えられている役割も似たようなもの。
>本当は戸田はそれだけの選手ではないと思うんですが、ラインの前の番犬にならざるをえない。
私は、F3が新鮮な戦術だった為、トルシエのF3などと喧伝され、トルシエさえ意図しないような方向へ議論が行っているように思います。
ライン操作のみが重要視され、本当に重要なコンパクトフィールドの意味が理解されていないのではないかと感じます。
コンパクト化された守備ブロックの流動性や柔軟性、カバーリングやフォローのし易さなどが軽視され、機動力の重要性が見過されているように思います。
フラットラインディフェンスは、コンパクトフィールドを実現する為のライン操作の方法論であり、フラットである事は本質ではなく、単にオフサイドルールをより有効に利用する為の方便でしかないと思います。フラットでなくてもコンパクトフィールドは作れるとはずです。
大事なのは上げ下げの等、前後左右の移動のタイミングをチーム全体が共有する事で、前後の3ラインを緊密に保つ為の方法論ではないかと。
DFラインの前に位置する選手たち(ボランチなど)が、後ろを見ずとも、敵の動きとボールの状態に依り、DFラインがどの辺にいるか、どう動こうとしているのかを把握できる事、それが守備ブロックを一体に緊密に保つ為に非常に重要で、DFラインが恐怖心などで勝手に動かない様、トルシエが繰返し叩き込んだ為、ライン維持とフラットの重要性のみが強調され、話がおかしな方に行っているように感じます。
ラインの高さとは、その前のラインとの相対的な位置関係としての高さであり、ピッチ上の位置の問題ではないと思います。
たぶん、縦にも横にも圧縮された守備ブロックを、前後左右に機動的に動かす事が肝心であり、DFラインが3バックであろうと4バックであろうと、圧縮されたピッチ約半分の巾を守るに足る能力が有れば良いのだろうと思います。
現に、ベルギー代表も守備的に戦う時は、5人でペナルティーエリアの巾すらカバーしていないわけで。サイドへの対応は守備ブロック自体の左右方向の機動性がすべてを決するのかと。
そういう意味で、3バックはサイドが弱いと言うのは誤りだと思います。
ただし、3人の場合DFライン構成員のラインからの逸脱(フォアチェック等)は、少し怖いかも知れません。
グライダーさんは3人でも充分とお考えなのでしょうか?
私は、スペースを埋める為には3人で充分と思いますが、柔軟性と言う意味では4人のほうが良い様に思います。(4バックと言う意味では有りません。少しニュアンスが違います)
ベルギーの場合4人ないし5人いる事に依り、最終ラインから全体を俯瞰し、必要に応じて前へ飛出していく体制を作っているように見えます。
現状の日本代表は、敵ボールの場合、最終ラインを4人で構成している事が多いようです。そうであればより柔軟に、前にあるいは横に飛出して行くような運用をしないといけないし、それが出来ると思います。
DFラインと言う捉え方をやめ、その前を含めた守備ブロックと言う概念に変えないといけないのではないかと思うのですが。さもないと、いつまで経ってもDFラインはDFライン、ボランチはボランチ、ちっとも一体感が出てこない。いかがでしょうか?
>ラインの前やラインの外にボールが出る時、サイドの突破、それに対してバック陣がもっと早くプレッシャーをかけること、そうしたプレッシャーを可能にするポジションバランスと中盤との連係を高めること、「一番早く行ける者が一番先にプレスに行く」ことの徹底、そうした速度での守備、テリトリーに囚われないカバーリングが実現されない限り、強豪に対しての「右サイドバック」としての波戸の存在は必須になっています。
>ものすごく簡単に言えば、中盤と最終ラインの連係が薄く、3バックスの活動範囲が狭いから、波戸をバックスとして4バックで守っているようなものです。
>だから、ラインどうのこうのじゃない。そういう問題じゃありません。
>逆に、DFの3人がいつまでもラインとしてひっついているから遅くなっているとも言える。
私は波戸を含めて、グライダーさんのおっしゃる事を実現しなければいけないと思います。と言うか波戸が切離されている印象が無くなって(これは私だけかもしれませんが)、一体感が出てきたら良いなと思っています。
読返してみると、「たぶん」とか「思う」とか、気弱な言葉のオンパレードで、恥かしい。まだまだ確信を持って語れるような段階に無く、ご容赦ください。
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