|
>>「ボールを失った時、すぐに守備出来るポジションを1試合を通して取り続けること」
>というのは多分に観念的な表現で実際そのようなことはない。
もちろん観念的な表現だと思いますよ。まあ、スローガンに近い。
もともと「完璧にバランスの取れた状態」なんてものが存在するわけはないので、
「(比較的)バランスの良い状態」、「バランスの悪い状態」があるというだけでしょうし。
それに限りなく近づいた状態を見て、人が「このチームはバランスが良い」という表現をするのでしょう。
ポジショニングが実行できているかどうかではなく、実際に奪われた時に守備がボロボロとか、
奪った時に攻め手がないとか、そういうのはバランスが悪いぞと。
>3,4の人はすぐに守備できるポジションにいないよね?
相手もすぐに攻撃できるポジションにいない選手がいるはずです。
稲本が飛び出す。
これに応じて味方もフォローするなり、カバーするなりの動きをする。
ただし、当然相手も稲本を無視するわけにはいかない。
稲本の動きによって相手の密度も変わってきます。
>ボール保持時で言えば奪われた瞬間には守備を開始できない
>選手がいることを織り込み済みでチームとしてバランスを取っているのだろう(笑
絶えず動く天秤のごとく、試合中にコロコロかわる攻守の動き。
動きを戻す際にスキがあるのは仕方ないでしょうね。
ただし、そこをできるだけ早く戻す意識をもっていなくてはいけない。
まあ、自チームが常に完璧な攻撃、完璧な守備ができないのと同様に、
相手チームも常に完璧な攻撃、完璧な守備ができるわけではない。
そんな中で最善を尽くせと(笑)
完璧は無理。しかし頭を働かせて、判断を早く、コンパクトに、フォロー、カバーリングを的確に、
こういうことでバランスの良い状態に近づくことはできると、そういう感じではないでしょうか?
|
|