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覇道
 anybodydo  - 07/9/24(月) 23:37 -

引用なし
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   随分、お久しぶりです。
一年くらい経っちゃいましたかねぇ。
普通に浦和レッズのことを書こうと思います。
今シーズンの戦い振り、皆様の目にはどのように映っているのでしょうか。

僕は満足しています。
それは現在の結果だけでなく、辿ってきたプロセスも概ね正しかった、と思っているからです。
戦略的に、浦和レッズは勝っていた。それが現在の結果として現れている、と思います。
まあまだ勝負は道半ばで、ACLとリーグ争いの真っ最中に総括っぽいことを書くと、
なんとなくツキを落としそうな予感もするのですが(笑)。

今シーズン、次の2つが非常に重要だったと思います。
ひとつ、計6つ(!)のタイトルを争うという、今までに無いシーズンを戦い抜くということ。
ふたつ、昨年原博美に、「7人で守って3人で攻める」と評されたサッカースタイルからの脱却。
(そういうヤツのチームは低迷しとりましたが)
それらに対して、浦和レッズはどう取り組んできたでしょうか。

まず、ひとつ目。
今年はシーズン序盤に随分危惧されました。曰く、「仕上がりが遅い」「調整失敗」「連覇に黄信号」等々。
何を言ってやがんだい、と思った記憶があります。
特にゼロックスでの大敗、序盤の不振からそんな言われ方をしたワケですが。
レッズはシーズンをトータルで捉え、ピークを後に持っていった。それだけのことです。
そしてその戦略の優位性は、ガンバと比較してみると、よく分かるのです。

岡野がこんなことを言っていました。
「オジェックが前に監督やってたときは、30歳以上の選手は走り込みの途中で、“あがっていいぞ”と言われたんで、それを楽しみにしてたら、結局最後まで走らされたんスよ。」
今年は随分と走り込んだ。過酷なシーズンを戦い抜くために、走った。その疲労を抱えたままシーズンに突入するのも、計算済みだったのだと思います。
これは今季の日程をみると、まあ理に適っているのです。開幕横浜FCからペルシク、新潟、甲府と、比較的楽な相手が続く。ここらへんはなんとか耐え凌ぎ、そこから徐々に上げていく。
そして今、代表戦禍に巻き込まれながらも、レッズはなんとか戦っている。シーズン前の追い込みが、今、効いている。

ゼロックスは完全に棄てていた。とは言いませんが、拾えれば、くらいだったのは明白です。
それはレッズの争うタイトル(天皇杯除く)に優先順位をつけてみるとよく分かる。

ACL = Jリーグ(〇△) >> A3 > ナビスコ(△●) > ゼロックス(●)
※かっこ内はガンバとの対戦成績。

ゼロックスが一番下で、ナビスコがA3より下なのは、何もガンバに負けているから下に持っていったワケではありません。
ゼロックスは、それに照準を合わせてしまうと、優先度の高い長丁場のリーグ戦が後々苦しくなってしまうからです。
逆にガンバは昨年一勝も出来なかったレッズを叩くべく、ゼロックスは最高の状態で挑んできました。ガンバにとっては、苦手意識を打ち砕くためにも必要だったのかもしれませんが、今のチーム状態を見ると失敗でしょうね。

またナビスコがかなり下なのは、まともに戦うとACLかJかを棄てざるを得なくなってしまうからです。
よって、レッズは少しでも不安のある選手は全員オフ。若手と控え主体で臨んで、一回戦敗退。まあしょうがなかったでしょうね。ACLやJを捨ててまで、獲りにいくタイトルじゃないんで。
しかしさすがにあのメンバーではガンバには勝てませんでしたね(笑)。
だって、3バックが、堤−堀之内−細貝ですよ???ボランチが、長谷部と内舘!!
驚愕のメンバーと言っていいでしょう。

さてふたつ目。
ここは最大限に評価してあげても良いと思いますね。
上位チームが、ステップアップを標榜してスタイルを変えることはタマにありますが、結局はうまくいきませんね。すなわち、スタイルは変わったが順位は落ちたか。あるいは、順位を守るために前のスタイルに戻したか。
全盛期のヴェルディ、鹿島、磐田は正にそのサッカーが完成された時点でピークを迎え、そのサッカーとともに衰えを迎える。
今季の浦和レッズは意図的にサッカーを変えながら、Jでも上位、ACLも勝ち抜き、徐々にポゼッションも出来るスタイルに漸進している。これは、本当に凄いことだ、と思います。

と言いながらも、実は文句を言いたくなる点も沢山ありますが。
でもハードな日程や、個性の強い選手の多い浦和というチームカラーも合わせて考えると、やっぱよくやってんな、と言うしかないと思うんですよねぇ。
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