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▼anybodydoさん:
>僕はこの「バラバラ状態」、我慢ならないんですよ。
>2006に出て結果残したいなら、その目標に突き進まんかい、って。
>そこからプランが完成し、それがブレイクダウンされてU-22に降りてなきゃおかしいでしょう、って。
アジアカップ、五輪。
ぼくはそこをひとつの折り返し点、転換期、と捉えます。
このやり方でどうだったのか、どうなのか。
山本は、ジーコは、強化委員会は、協会は、どうなのか。
きちんと考えた上でなのか、ということも含め、「方針」はあるのかないのか、ともかくこうなっている。
過去4年との継続性を断って、こうした。
大方の人は、そのことのデメリットを理解し、批判している。
何度も書いてきたように、ぼくの考え方の基本線はこうです。
ーーーいずれにせよ、あの時点であと4年、トルシエのやり方で行くことはあり得なかった。実際的にだけでなく、それは無意味、あり得ない、良くもない。ああいったやり方でドーピングされ、実質以上のモノになっていることを続けるのは健康的とは言えない。海外組が増えている現状からも、継続性からも。
だから、一度素に戻るのはアリだし、この4年の後では、必要なことだったかもしれない。
もう少し穏やかな形で積み重ねて行くという方法論もあったとは思うが、ワールドカップの本番において限界が見えてしまった以上、ドラスティックに変える(例え後戻りするのであっても)、一度破壊するのは今後を長いスパンで考えれば有意義であるとも言える。
ジーコを監督とは捉えず(監督だけど:笑)オフェンス・コーチとして捉えれば、実際の試合はともかくトレーニングにおいて、その個人指導において、あきらかに不足している個人戦術指導において有用なのは柳沢のプロデヴュー以来の動きの質の高まりを見れば明白だろう。さらに言えば、何らの全体戦術についてのディテイルを持たぬジーコであれば、そうした素養を持つ選手達(例えば小野、中田ヒデ、小笠原のような)による『目標とすべきサッカー』の発露も二重の意味で明確にすることができるかもしれないし、そうした面での頭脳トレーニングにもなるだろう。
当然、サッカーの質の低下はまぬがれないだろうし、一時的にはまったく勝てなくもなるだろう。
しかし、そうしたことが我々ファンも含め日本サッカー全体にもたらすであろうこと、何をどう求めて行くのか、どうあるべきなのか(体質も含め)、といったような議論、考察は、そろそろ思春期を脱するべき今にあっては、それをするのはまったく良い時期、機会だとも思えるーーー
・・・で、ぼくはその期間を2年とします。
次回への対応時間は必要だし、何にせよ「継続して出ること」は最重要だとも思うので。
だから最悪なのは、すべてが中途半端になってしまうこと。
で、今のこの状況、大雑把に言えばほぼ満足です。
2年間で、限界突破のための萌芽がありさえすればそれで良い。
ジーコにやって行って欲しいのはそこだけです。
それで勝てるほど世界は甘くないだろうし、そこでの認識の変化、成熟、それが望みのすべてです。
フル代表、五輪代表とも、だからどこかでボコボコにされることも望みます。
>僕は宮本を推しますよ。でも、A代表でのDF、どうなってます?
ぼくは宮本をそれほどは買えません。
Jリーグを見る限り。
適正から言っても、技術、フィジカル能力から言ってもちょっと厳しいと思う。
青木は、まだあまりにも未知数。
ただし、良いDFを持ってきた、はい上手く行きました、なんてことが起こるポジションではないだけに、やって行ってみるしかない。
>パスを受ける。すぐさま敵の物凄いプレス。
>それに耐え、前向いたり、上がりの時間を稼ぐ。
>そういう能力しか伸びないんじゃないですか。
>あと根性と体力かな。
ソウルの韓国戦後の小笠原のインタヴューを読みました。
選手達はもう、だいぶ自分達で考えてやっているみたいですよ。
いずれにしろ、試練の時はしばらく続く。
>でも主君に代わって腹を切れ、っつーのが日本の常識ですよね・・・
主君の首を要求しましょう。
ガンガン。
それができなきゃ・・・
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