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U-22 NZ戦に思ったこと glider 03/5/23(金) 21:04

   居酒屋でのああだこうだ的 Dai 03/6/3(火) 0:00
   Re:居酒屋でのああだこうだ的 glider 03/6/6(金) 2:39

居酒屋でのああだこうだ的
 Dai WEB  - 03/6/3(火) 0:00 -

引用なし
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   ひとつだけ。山本監督は「脱プレッシングサッカー」ということは言ってないのですよ(笑)基本コンセプトは日本サッカー協会のテクニカルレポートの中にある日本代表の方針に沿っているように思います。というよりは、世界で常識になっている狙いと同じでしょうね。

それであれかいって言われちゃうと、何にも言えませんが(笑)まあ、サミアにしても湘南でできなかったわけで、方法論を知っているだけじゃ、駄目だってことでしょうね。

何か肝心になる部分があって、そこが戦術家とそうでない人の違いというか。それが何だかはわからないでしょうし、仮にわかったとしても、なかなかできないんでしょうけどね。

トルシエのやり方の場合、そのキーワードになるのはやっぱり「規律」かなって。厳しいまでに徹底的に妥協せずに、1mm単位までの正確性を常に要求する。まずは、システムに人が合わせる。絶対に乱れてはいけない。導入時に自由は許されない。まずはそれを徹底してやる。徹底して。そういうものができる人じゃないと、トルシエ流のプレッシングシステムはチームに浸透させられないのではないかと。

初めから柔軟にやろうとして、温和にやってちゃ駄目なんだなって。特に「組織的サッカー」ってのものは。だから、嫌われるぐらいの監督じゃないと駄目かも(笑)本当に戦術には厳しい人で。

例えばフラット3。山本監督のそれは、トルシエのものに比べると、しっかりと引いて守る場面がはっきりしていて、ラインによる駆け引きがまだ弱い。細かなラインコントロールからなる徹底したプッシュアップができていない。上げ下げの努力は見られるがやはり落ち着いてどっしりと守る方に切り替えてしまう傾向にある。それはやはり山本監督の戦術に対する「優しさ」がそうさせてしまうのではないかと。トルシエならば「あと5メートル上げられるぞ。この臆病者。」って常に言うはず。もちろんそこまでしなくても守れるわけだから、トルシエがやりすぎななのかもしれないけど、事実、コンパクトフィールドやフィールドポゼッション(相手陣内でどれだけサッカーができているか)はトルシエのチームにあったし、山本監督のチームは、まだ、コンパクトにした状態で相手陣内でサッカーができている時間が完全ではない。(ジーコジャパンやレッズよりは良いけど。)

また、トルシエだけではなく、日本には「ジュビロ磐田」という良いお手本のチームがあるので、もっとその面も見た方が良いと思う。彼らは日本人の日本人による日本人のためのチームを作ったし、そのサッカーが今、日本で一番面白くて強いサッカーなのは間違いないわけで。ジュビロ磐田のエッセンスはぜひとも代表に生かして欲しい。山本監督にも(笑)(でも、名波がいるか、いないかでやっぱチームのスケールが違っちゃったりするけど。多分、伸二とかでも、まだ名波の代わりにはならないと思うし。そのぐらい名波ってすごい。五輪のオーバーエイジに名波を呼ぶって選択肢も面白いと思うぐらい。)

正直、ジュビロみたいなチームの雰囲気、チーム作りってのが、日本には合ってると思うし、トルシエ流よりも、さらに上手くいくんじゃないかと思ったり、思わなかったり。

ただ、ジュビロの選手達は、「トルシエ」を経験してから、あのN-BOXへの流れに入って、そこから劇的に強くなったので、逆に考えれば、トルシエを経験した今の代表ならば、ジュビロ流でやることで、かなり強いチームになるのではないかと。つまり、流動的なサッカーをシステマティックにやるということがかなりすんなりと出来る可能性があると。

そう考えると今の五輪代表に足りないのは、やっぱ「トルシエ」だという結論になる(笑)

そして、ジーコジャパンに足りないのは「チーム戦術」。ジーコはもっとチーム戦術を整備していけばもっと良いサッカーができるようになると思う。ジュビロのパクリでも何でも良いので。

まあ、ジーコは「個人技術」から着手しているけれども、トルシエも「個人戦術」から着手したし、ウェーブの動きや、ファーストタッチを前に押し出すなんてことを徹底して練習でやったから、そういう面では、どっちにしろ個人のレベルアップを代表でやっていくことはできないわけではないなと。柳沢も、ジーコというよりは、トルシエが教えてから動き方が上手くなったという見方もできるし。それにジーコが教えてくれてるのに、相変わらずシュート下手だし(笑)

ワールドカップまで、2年あれば、何とかなるとは思うけど。

どうしてもA代表が駄目になったら、トルシエ呼べば2ヶ月で何とかなるかな(笑)

まあ、何はともあれ、山本五輪代表はかなり応援しているので(巷の酷評が悔しいってのもある)ぜひともアテネでの好成績を期待、そしてA代表に選手が入っていって欲しい。

Re:居酒屋でのああだこうだ的
 glider  - 03/6/6(金) 2:39 -

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   ▼Daiさん:

>山本監督は「脱プレッシングサッカー」ということは言ってないのですよ

あれ?そうですか。
何かそんなこと言ってたような気がしたけど勘違いか・・・

>世界で常識になっている狙いと同じでしょうね。

コンパクトフィールド、ポゼッション・フットボール、速い攻守切り替え、少ない手数でシュートまで至ること、そんなことでしょうか?
山本監督は、ワールドカップに至るまでの経験、ワールドカップでの経験、ワールドカップでの他のチームの戦いぶり、いろいろ細かいデータも持っていることでしょう。
さらには、トルシエのチームで得た経験、トルシエのやり方の中で持った不満、というか「自分ならこうする」というもの、「もっと柔軟にやらなくては」というようなこと、例えばラインコントロールなら、あげるべき時には上げる、上げられない時にまで上げようとすると危険だ、というようなこと、そうしたことを踏まえてデータとも照らし合わせ、自分の理想を持ってチーム作りをしているのでしょう。

山本さんは2002年大会の中での、得点に至ったケースでの攻撃開始位置について「約80パーセントはミドル及びディフェンシヴな位置からスタートしている」とも分析しています。
そうしたことも関係があるかもしれない。
つまり「徹底的なプッシュアップ」はやろうとしていないかもしれないし、フィールドポゼッションの重視もしていないかもしれない。
そして、「かもしれない」というよりは、ぼくにはそうであるように見えます。
守備の方法、プレッシングの方法も、そういう意味で「折衷的」に見える。
そうしたことも「脱・プレッシングサッカー」と思わせた部分です。

>ただ、ジュビロの選手達は、「トルシエ」を経験してから、あのN-BOXへの流れに入って、そこから劇的に強くなったので

「トルシエを経験」というより「世界の強豪との対戦を経験」し、そのレベルを意識し、クラブチームとして「世界」(クラブチーム世界選手権の話もあったしね)を意識したことでジュビロはJリーグから1歩抜きん出たように思います。
ムービング・フットボール、動いてもらう、出したら即動く、というような約束、そうしたことをジュビロは実現できた。
「サッカーのスピード」を強く意識していたのだと思います。

>トルシエも「個人戦術」から着手したし、ウェーブの動きや、ファーストタッチを前に押し出すなんてことを徹底して練習でやった

「トルシエの代表トレーニング」のレポートを見ると、「ボールをフリーでもらうための動き」は1/2のフィールドで自由なイメージでパス回しをしつつ前進する練習などの途中で、トルシエによって教えられていますね。
ただし、そういうことは「個人戦術から着手した」というには少し弱いし、チーム全体の攻撃イメージを構築する中で、チーム全体のボールの流れを作る中で、稀にトルシエによってストップがかけられ、「そこでウェーブを使え」「そうじゃない、こう動くんだ」等の指導はあっただろうとは思うけど、「個人戦術も代表によって磨かれた」とまでは行かないと思う。
特に「チームとしてのボールの流れ」とはそれほど関係がないボックス内でのFWの動きなどは、別にさほど教えていないでしょう。
さらには、試合の中での普通にクロスからシュート、あるいはサイド攻撃からの崩しのような場合の具体的なFWのポジショニングとそのタイミング等は代表選手もJリーグでの動きと変わらなかった。
そうしたことやはりDF出身のトルシエに得意なことではなかっただろうと思います。
本来、代表でやらなきゃいけないことか?とも思いますし、トルシエのような作り方で代表チームを作る場合、そこまでやる時間はないとも思うし。
だから、Jで好調だった当時の森島と西沢のコンビを起用してたりするわけだし。
ということで

>柳沢も、ジーコというよりは、トルシエが教えてから動き方が上手くなったという見方もできるし。

ということはないと思う。

>それにジーコが教えてくれてるのに、相変わらずシュート下手だし(笑)

ボックス内での落ち着き、つまりメンタルの問題が大きいんでしょう。
「もっと落ち着いて打て」といくらジーコが言ってもね・・・

>どうしてもA代表が駄目になったら、トルシエ呼べば2ヶ月で何とかなるかな(笑)

トルシエも、有力リーグとか良いクラブチームとかに就職できないのなら、やりたいかもしれませんね。
自分が眼をかけて、育てた部分もある「ナイジェリア・ユース組」が成長して柱になる代表チームだしね。
ぼくは別にトルシエじゃなくて良いんだけど、トルシエ再就任ってことは完全に「協会再編」少なくともサブロー解任ってことなわけだから、それもいいかな?(笑)
個人的にはバルカン路線を希望してますが。
もちろん協会再編は当然で。
で、そうなると協会の懐刀の山本さんのチームも、そういう視点で見ちゃうわけです。
もちろん大久保、石川、松井、鈴木啓太、山瀬、阿部、青木あたりには期待してます。
特に啓太には・・・

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