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vs セネガル makokichi 03/9/3(水) 23:04

   Re:vs セネガル anybodydo 03/9/18(木) 23:45
   Re:vs セネガル glider 03/9/22(月) 17:46
   Re:vs セネガル anybodydo 03/10/5(日) 20:48

Re:vs セネガル
 anybodydo  - 03/9/18(木) 23:45 -

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   >Daiさん、anybodydoさんこんにちは。はじめまして。
どうもです。

良かったんじゃないですかね。セネガル戦。
いや、試合が、と言うよりは、こういう経験をさせたかったんじゃないんですかね。

「素うどん」の勝負。誰かさんが言うところの素の力でやったら、今はああなる。
柳沢が胸でトラップしたところ、簡単にDFに身体入れられてシュートまでいけなかったシーンがありました。
2年前のイタリア戦、柳沢が決めたゴールは、美味いスープがびしっと効いていました。
高い位置で奪い、相手が泡食ってるうちに素早くスペースに入り込む。
トルシエが築き上げた「オートマティズム」の集大成のようなゴールでした。

ところが今はそんな気の利いた「スープ」は無い。
必然的にああいう場面が多くなってしまう。
身体付けてても、「それが何?」ってヘッドを叩きこまれる。
麺はまだまだだと痛感させられます。
柳沢でなくリバウドだったら、超人的なボールコントロールでシュートしたかもしれない。
ビエリだったら、DF一回ふっ飛ばしてからトラップしたかもしれない。
(あんまりよく覚えてないので、んなの無理だよ、って言わないでね)

攻守の切替の速さより、ボールポゼッションを重要視するジーコのサッカーでは、
どうしても守備体形の整った相手を崩すことが多くなります。
僕が気になるのは中田ですね。
今の代表のサッカーは、彼の志向から外れてしまっている。
めまぐるしく変わる攻守の中で、一瞬の判断で決定機を作る彼の持ち味は、
全軍勢揃いしてえいやあ、式の中では輝きを失う。

かの布監督が以前の代表戦をみてこんなことを言っていました。
「攻めに直結しない無駄なフェイントで観衆が沸いている。かえって攻めを遅らせているのに。
 欧州ではああいうプレーはまず評価されない。」
さて代表丸は何処に航海していくのやら。

Re:vs セネガル
 glider  - 03/9/22(月) 17:46 -

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   ▼anybodydoさん:

セネガル戦、結局まだ見てないんだけど。

>トルシエが築き上げた「オートマティズム」の集大成のようなゴールでした。

そうですね。
そして柳沢はあのゴールでイタリアに行った。
それから、ハッサン2世杯の西沢のファインゴール。
西沢はあれでスペインに行った。

オートマティスム。
ソクラテスが82年大会のセレソンに関してこんなことを言ってます。
「中盤の4人に限らず、GKとCB以外は誰でも攻撃に参加して良いことになっていた。それだけの技術、体力、判断力を備えた選手が揃っていた。だから誰かがボールを持つと自然に他の選手がスペースへ走り込んでいた。それはテレ(・サンターナ監督)の指示だったんだが、それ以前にブラジルのトップクラスの選手であれば普段からクラブでやっていた当たり前の動きでもあったんだ」

いや、ほんとに麺はまだまだです。

>全軍勢揃いしてえいやあ、式の中では輝きを失う。

攻撃、というのはいかに数的有利を作るか、という面があります。
それはスピードでも作れれば、相手の目をそらすことでも作れる。
全軍揃っていても、5人対5人の状況でも、局面で数的有利は作れる。
個人の動き、連携、パスタイミング、緩急、様々なアイデアで相手の目をそらすことはできる。
目がそれてしまえば、動きにはついてこられない。

セネガル戦は見てないんだけど、これまで強いチーム相手にやった中で感じたこと。
相手が揃っている。
楔を入れる。そこでボールをキープできず、奪われる。
(ここでもポストプレイに関して受け方の工夫が少ない選手が多いように思います。漫然と直線的に下がって受けるばかりではチェックされやすく、相手もズレない)
次にはサイドの足もとへ出す。
でも、みんなマークされていて、動きのアイデアもないからボールの出しどころがない。
突破にかかる。潰される。
次には相手をなんとか動かそうとして横パス、バックパスを回す。
でも動き、動きの連携、タイミングにアイデアがないから相手は動かずマークはズレず、結局は最終ラインまで下げ、ロングボールを入れる。
競り合う。当然のごとく負ける。
そういうシーンを多々見ます。
セネガル戦もそんな感じだったんじゃないかな?
それでもチャンスはけっこう作ったらしいのは、良くなってきてはいるってことだろうか?

後半、本山と小野が入って良くなった、というのはなんとなく想像できます。
彼らはダイレクトパスや緩から急への急変でリズムの変化がつけられる選手。
動きや連携にアイデアのある選手。
相手の目をそらすことができる選手。

トルシエ・ジャパンは、組織的なプレッシングとそこでのボール奪取、その位置とスピードでゴールを狙った。
ジーコ・ジャパンは動きのアイデアやその連携、タイミングのアイデア等「創造性」でゴールを狙う。

「バランスを崩さない」のはわかるけど、今は崩さなすぎて相手も崩せない。
攻撃時に守備時とはバランスが変わるのは「崩れている」とは言わない。
(オフト・レッズじゃあるまいし!)
「カテナチオ」と言われたかつてのイタリアでも、「ここぞ」という時には相手陣に大量に突撃する。
中村なんか、もっとバイタルエリアで仕事しなきゃ意味ないと思うし、高原とチーム得点王を争うくらいじゃないと「ジーコ・ジャパン」の得点力は上がらない。
日本代表、おとなしすぎるように感じます。

セットプレイからの失点。
メンバー的にハイボールに弱すぎる。
それはジーコの選択ミス。
「セットプレイには気をつけろ」と言うだけではいかんともしがたい。
DFの組み合わせをもっと考えなければならないと思う。
三都主、宮本、坪井、山田という最終ラインの構成はあり得ないと思う。
このままでは空中戦には負け続けるだろう。
「日本相手に工夫はいらぬ、引いて守ってハイボール」がアジアの共通理解にならないことを祈ります。

Re:vs セネガル
 anybodydo  - 03/10/5(日) 20:48 -

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   なかなか時間が思うようになりません。
今さらですが。

>セネガル戦もそんな感じだったんじゃないかな?
まあそんなとこですな(笑)。容易に想像つくのが悲しいところです。

>それでもチャンスはけっこう作ったらしいのは、良くなってきてはいるってことだろうか?
難しいトコロですね。
セネガルが先制したこと。そして、すぐにセネガルはアウェイ・モードに入った。
前からのプレッシャーではなく、最後の一線で弾き返す省エネにすぐに切り替えてしまったこと。
ある程度中盤を持たせてくれることで、チャンスらしきものはいくつか。
でもやはり第三者的にみれば大人と子どもの試合。
WCフランスのアルゼンチン戦のようでしたね。

>トルシエ・ジャパンは、組織的なプレッシングとそこでのボール奪取、その位置とスピードでゴールを狙った。
>ジーコ・ジャパンは動きのアイデアやその連携、タイミングのアイデア等「創造性」でゴールを狙う。
その通りなんですが。
このレベル(セネガル)との対戦を繰り返さないと何も生まれない。
この間のナイジェリア、パラグアイ、カナダ、得点できて当たり前。
新潟や広島でも圧勝するでしょう。
ある意味トルシエ以上の改革をやろうとしているのに、なんですかねこの余裕は。
生ぬるいマスコミと協会。またもう一年棒にふる気でしょうか。
現在までの成果は、
「トルシエ色がほぼ抜けた」
それだけですよ。

早くジーコジャパンの腰を砕く相手と対戦しなければいけない。
守備陣が崩壊するステージを経験しないと、WC予選を戦えるチームのベースが出来ない。
ルーマニアに、期待しています。

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