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▼anybodydoさん:
>となると「キモ」の部分、最重点に考えるべきではないですかね。
青木をCBに置いていること、つまり青木を「リベロ」とし、中盤の阿部と流通性を持たせること。
プレッシャーのスピード、バイタルエリアの潰し方、攻守の切り替え、攻撃の構築として、そういう考え方は、ぼくは基本的に賛成です。
ただし、難しいんですね、この「リベロ」という役割。
ハジェブスキーは、そうした方法で欧州でそれなりに成功し、磐田でも福西を「リベロ」に選んだけれど、福西は期待には応えられずにハジェブスキーは解任されましたよね。
リベロは冷静な判断力、戦術眼、高いパス能力、そしてチーム全体の統率力など多くの資質を必要とするだけに、できる選手は限られます。
が、うまくハマった時はチームの質がかなり高まります。
青木がどこまでになるか、もうしばらく注視してみたいです。
>(山瀬や松井がそう思ってるかどうかは謎ですが)
どうでしょうね。
青木や阿部の持ち味の出し方、石川や根本や大久保の持ち味の出し方、チームとしてのイメージ、そうしたものの未熟さ、引き出しの少なさ。
松井のような選手は、もう少し違ったイメージも持っているでしょう。
そして「そういう選手」がもうひとりいれば、とも思っているんじゃないかな。
立体的な選手が2人はいないと面白くはならないし、ナイジェリア・ユース組の例えを持ち出すまでもなく、3人いれば全然違ってくる。
まあ、まだ時間がかかりそうですね。
山瀬。
ぼくは彼に期待してますが、本調子になるにはあと半年から1年くらいはかかるでしょう。
前田もね。
>本人の問題もあるでしょうが、チームのイメージが常にそれだとすると、ヤバイ感じです。
そのへんの問題、ぼくは「個人戦術」の部分が非常に大きいと思ってます。
城も久保も中山も、みんな同じ。
何故、サイドに展開した後、ダーっとファーに走るのか。
何故、そのままボールに絡んで行こうとしないのか。
DFが待ち構える所に走ってってクロスを待ってたって、パサーから見えないフリースペースで待ってたって、点なんか取れません。
年少期になんだかダメな指導者に教わっちゃったんだなあ、っていうか、誰かちゃんと教えてやれよっていうか・・・
で、そういうダメなFW像みたいなもんを刷り込まれてないFW的MFの方がよっぽど得点のニオイが漂ちゃったりするわけで。
話は飛ぶけど、FC東京の原監督は、かつてスペインリーグの城の試合を解説してた時に、城の動きについてまさにそこを指摘してたんですね。
あるいは、ワールドカップのトルコ戦での西沢の動きを見たベンゲルもまた「この動きは間違っている」と指摘していました。
中山(オジサンの方の)、高原、柳沢あたりは、そうした動きはちゃんとしてるんだけど、シュートの精度がね・・・
久保はだから、代表に呼ぶべきでしょう。
トルシエには教えられなかっただろうけど、ジーコなら教えられる。
あの能力を眠らせておく手はないと思います。
久保のような選手を目覚めさせられないのなら、ジーコである意味はまったくなくなる。
「点のとれるFW」がいないチームなんて、結局は怖くない。
「黄金の中盤」の82年ブラジルだって、FWがまともならあんなところで負けはしなかったでしょう。
「攻撃での個人戦術と少数のグループ戦術の適正化」、ぼくはそれがなされるのなら、2年間はどんな結果だろうとどんなダサいサッカーだろうと我慢しようと決めたんです。
あ、いつのまにかA代表の話になっちゃったけど。
>ところで誰か問題だって言ったんですか?
誰か言ったっけ?(笑)
でも、そういう組み合わせにすると「ポストプレーが」とか「高さが」とか「組み合わせ的に」とか言いそうじゃないですか。
マスコミとか世間は。
思い込みかな?
>さあ日韓戦が終りました。
>僕は、「素うどんの具待ち」に限界感じましたね。
>まだしっくりこない4バックなのに、組織で韓国は日本の上を行った。
>こんな悲惨な状態で、「攻撃の形を作れ」って・・・
ちょっとヤフーとか見てきたけど、みんな怒ってるね。
まあ、あれじゃねえ。
アレックスはどうにもならん。とてもじゃないけど代表選手に見えない。
鈴木ももう見たくないし、中田浩二ももういい。
名良橋も結局はあんなもんでしょう。
秋田はそのうちJリーグでも若くて速いやつにケチョンケチョンにされる日は遠くないと思うし、楢崎にもゲームメイクの点で言いたいことがある。
小笠原や小野のような選手には相棒が必要だし、稲本はそのタイプじゃない。
コンディションの面でどうだったのか、ちょっとわからないけど今日の稲本なら福西の方が上にすら思える。
後半は、「もうどうでもいいから大久保につけろ」とか「アレックス引っ込めて松井だせ松井」とか叫んでました。
それから、どうやらジーコは小野、中田浩二、遠藤を同じ役割の選手と括っているみたいだけど、そして稲本、福西と組み合わせ、今日の後半では中田浩二と遠藤としてバランスの変化を計ったんだろうけど、そういう単純なタイプ分けには賛成できない。
もっと関係性で見るべきだと思うし、守備と攻撃ってもっと絡みあってるモノ。
トルシエの時もフル代表は最初ひどかったけど、あの頃は明確に世代交代するのが見えていて、はっきりと中堅〜ベテランのふるい落とし、としての試合だった。
南米選手権のような重要性の高い大会でそれをやったことの是非については、論議の余地もあったとは思うけど、ともかく先は見えてた。
今は、どう見ても、別にサッカーがそれほど好きではない人が見ても「4年前に戻っちゃった」という感じが強いと思う。
ぼくとしては、ジーコには上にも書いた「個人戦術」や「少数のグループ戦術」の面でもう少しやって行ってもらいたいことがあるんですが、以外にもたないかもしれませんね。
でも、それならそれで協会も巻き添えにしてもらいたいっていうか・・・
で、もうちょっと引っ張った方がいいかな、とか・・・
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