|
▼ただの1ファンですさん:
はじめまして、投稿ありがとうございます。
>彼らが100%悪いとする考えは違うと思います。
そうですね。
仮に、「若手選手」をU-22以下の年代としてみます。
大久保、松井、石川、茂庭、といったところがこれまでA代表に召集され、出場したメンバーでしょうか。
大久保は継続的に使われ、いわば「育てられている」状態だと思いますが、Jリーグを見てみれば、後期はさっぱり。
松井もクラブではポジションすら危ない状況。
石川はJでも結果を出しているし、これまでにいなかった本格的なサイドアタッカーだとぼくは思うので、期待しています。
技術、スピード、突破力、シュート力、動きの質と、どれをとっても高い。
(ただしフル代表では3-5-2にした時のサイドハーフとしての、いわゆる「オプション」としてしかジーコの代表では使い道がないとも思いますが・・・3-5-2をやるなら、三都主ー山田ではなく本山ー石川なんて見てみたかったですね)
茂庭はなかなか良いDF、面白い存在感の選手だとは思いますが、フル代表招集はジーコならではでしょうね。
下のツリーにも書いた通り、普通であればCBは中沢、鈴木秀人、田中誠、坪井、そして宮本と森岡(代表での経験値から)、といった中から選ぶのが順当と思われます。
名前をあげられた中では、田中達也もやはりエメルソン抜きでの結果を出さないと、やはりもうひとつ。(大久保よりはよさそうな気もしますが)
前田と山瀬は、筋力的にもケガ前に戻ってからが勝負になると個人的には思ってます。前田はそろそろでしょうね。
阿部は、資質として非常に良いものを持っていると思いますが、どういう選手になるのか、もう少し見たい。
森崎兄弟は、確かに上手だとは思うし良い選手だと思いますが、ぼくには何がそんなに「すごい」のかはわかりません。
広島サポが「すごい」というのは、サポだからじゃないでしょうか?(笑)
同様に、浦和サポのぼくは「鈴木啓太のがすごい」と言いましょう。
だって五輪代表では中心ですし、選手としての現在の総合力では上と見ます。
いずれにせよ、まずはクラブで結果を出してフル代表に呼ばれ、さらにはそのレベルでの国際試合の経験を積んで、はじめて「A代表選手」になるのだと思います。
>探してもネガティブな材料しか見当たらないのは悲しいですね。
そうでしょうか?
それはすこしばかり性急な見方ではないかとぼくは思います。
大久保、田中達也、石川、前田、山瀬、阿部、といったあたりの選手たちは、ひと昔前なら(例えば98年当時の日本なら)とっくにフル代表入りしていたかもしれません。
そこで経験を積んで、幾人かはもう中心になっていたかもしれません。
しかし彼等には、上に小野や稲本の世代がいる。
もちろん、彼等を上回る才能がどんどん出てくるのなら、それはそれで言うことはないですが、日本サッカーの進歩の速度と環境の変化(ワールドカップ初出場〜自国開催、それにともなう海外への選手進出、そこでの経験)を考慮すれば、上の世代のようなことはそうそう続かないでしょう。
そして今は、ナイジェリア・ユース組が(もっともっと)中心になるべきだとぼくは思いますし、小野や稲本は、欧州でも日本人選手の評価として中田を上回って行かねばならないでしょう。
そして、日本のサッカーももっと「世界標準」として成熟して行かねばならない。
現在の中田や中村の欧州での苦戦ぶり、「アタッカーとしてのMF」というあり方と「司令塔」という捉え方のギャップ、能力と求められる役割、望むサッカー、そうしたものを越えて行かねばならない。
それに、究極的には世界的なFWを育てねばならないでしょう。
セリエの、プレミアの、リーガの、エールディヴィジの、Jリーグの、どこを見てもやはり「良いFW」がいるチームが強い。
キープでき、突破でき、ゴールできるFWのいるチームが強い。
代表でも同じ。
ブラジルのロナウド、アルゼンチンのクレスポやサビオラ、フランスのアンリやトレゼゲ、スペインのラウール、イタリアのビエリ、イングランドのオーウェン、オランダのニステルローイ・・・
2010年、小野や稲本、小笠原や本山、高原たちは30歳になります。
まだバリバリでもおかしくはない。
そして、その時に台頭していなければならない選手達は、いまはまだ高校生かもしれません。
これからはじまる高校選手権、ぼくはDFとFWに注目して見てみたいですね。
|
|