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▼zukunasiさん:
>ンー、僕自身はそう言う問題ではないだろうと、今は思っています。
トルシエの時も、しばらく感覚が開くとノロくなってましたよね。
で、負ける、次の練習でトルシエがシメる、その次の試合からはまともになる、なんてことが、よく見られました。
ぼくは「Jリーグ・ボケ」と呼んでましたが。
ヒデが、「元気がない、緊張感がない、声が出ていない」と言ってましたね。
どこか必死さが足りないのは大きいのではないでしょうか。
追い込まれた人間が出すパワー、とトルシエはよく言ってましたね。
「そうじゃない、もっとこうだ!こう動け!何やってるんだ!お前はオカマか?ついてないのか?やる気がないなら出て行け!やる気があるならそれをプレイで見せてみろ!」
そんなふうに追い込まれて、ムカついて、闘志あらわにガーッとやる。それに引っ張られてチームも盛り上がって行く。そういうクセもついて行く。
トルシエの時代、代表がJリーグに比べて「速かった」のはそういうのも大きかったんじゃないか、って思います。
それから、オートマティスム。
動きを体がわかっているから、早く動ける。
これは、自分(達)で乗り越えなければならない壁だと思います。
責任の所在を、ジーコにだけ(その一端は担っているにせよ)求めるのはためにならないと思います。
>ただ、コンフェデで、フランス・コロンビア辺りにスピードで全く対抗できないような事態になれば、思いっきり吐き出しますので、そのときはよろしくお願いします。
はい。
>核融合は起こりませんか・・・・
「Blues Number」でドラゴンさんがおもしろいアナロジーを示してくれました。
ジーコのやり方はジャムセッション的であると。
インプロヴィゼイションでは、どれだけ互いを「キック」できるかもキーになります。
後で聞くと「ほんとにこれ、俺がやったのか?」なんてことがあるんですよね。
そういう時は、ほとんど無意識に、体が勝手に、演奏しているような感じです。
それでいて皆の音、その意志がはっきりと感じられる。
で、だからこそ、「誰とやるか」次第なことも確かなんですよね。
ぼくの場合は、そうしたメンバーを集める基準はテクニックじゃありませんでした。
ドラマーなら「ドラマーに収まりきらない表現欲求のある奴」という感じで。
もちろんそれをこっちに伝えるだけのテクはないと駄目なんですが。
で、話をサッカーに戻すと、あくまで個人的な感覚でしかないので何の説得力もないと思うんですが(その感覚をいろいろ証明しようとしたり、説明しようとしたり、考えてはいるんですが)今のメンバーじゃ難しいと思います。
アレックスも山田も遠藤も、(あるいはまだ)坪井も、名良橋も中田浩二も秋田も奥も永井も明神も、そういうやり方でもしもぼくがやるなら呼びません。
フォーメーションも後で考えます。
誰を選ぶか、が最大の問題だからです。
そしてたぶん中田ヒデと小野を完全な柱に考えるだろうとも思います。
小笠原も入れるだろうし、名波も戸田も呼ぶでしょうし、松田も鈴木秀人も呼ぶでしょう。
あの感じなら宮本も重要になる選手かもしれません。
反論はたくさんあるでしょうが、川口も興味深い。本山も久保もおもしろい。
まあ、こんなこと言っててもしょうがないですけど(笑)
>この辺りについて、以前の続きをやりながら、お話を伺いたいと思っているのですが、目先の優先事項に押されて、なかなかレスできません。コンフェデの後落ち着いたら続けても良いでしょうか?
もちろんです。
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