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▼gliderさん:
>何度も書いてきたように、ぼくの考え方の基本線はこうです。
何度もすいません(笑)。
目的は手段を純化する。純化されない手段なんて、下の下です。
ジーコが、
>実際の試合はともかくトレーニングにおいて、その個人指導において、
>あきらかに不足している個人戦術指導において有用
ってのも(その他も)望み通りにならなかった人生を、無理矢理納得しているようで、イヤです。
不純です。
「WC常連国、そして中堅国ともいうべき実力を身につける。」
それこそが今後の目標。それから考えれば、手段はくっきりと鮮明に浮かんでくる。
選手達に、高いレベルでプレーさせること。
一人でも多くの選手に、そういう環境で出来るチャンスを与えること。
>ああいったやり方でドーピングされ、
>実質以上のモノになっていることを続けるのは健康的とは言えない。
でもいい。
>一度素に戻るのはアリだし、この4年の後では、必要なことだったかもしれない。
僕は立ち止まる必要は全く無いと思う。
こんなチャンス、もう無いかもしれない。
乗れ乗れ、乗ってしまえ。同じ列車は、もう来ないかもしれない。
5/31の韓国は、まさに、まさにその勢いのまま、一気に高いレベルに這い上がろうとしている。
韓国が世界屈指のチームなんて、韓国人以外は思っていない。
でも、彼らは駻馬に乗ったまま、しがみついて離そうとしない。
このサッカーで世界を制する、本気でそう思ってやっている。
後から来るメンバーも、WCで狂奔した駻馬に、知らず知らず飛び乗ってる。
「こいつは気性が荒いし、まだ乗るのは早かったな」
って降りちまえば、もう同じ馬には乗れないかもしれない。
WCでの遺産、使えるだけ使っちまえばいい。
日本はWC3位のチームに負けた、ってだけで、
凄い快挙をやり遂げた、そういうチームだ、ってことを何故か忘れてる。
足りないトコロもそりゃあるでしょう。
それを補うために今の財産ドブに捨てるなんて、馬鹿げてる。
こんなのは水掛論だってのは解ってますが。
自分が正しいとも思いませんし。
ただ、もったいない。僕は根っからの悪徳商売人だから。
腐っても鯛。誰かに掴まして、ふんだくってやりたい(笑)。
グラさんの主張も解ってるつもりですよ。ずーっと読んでたから。
その上で聞きたかったんですけど、回りくどかったですね。
ジーコ体制での疑問点は3つ。
一つ。今でも日本の最も弱い部分のDF。
>名良橋も結局はあんなもんでしょう。
>秋田はそのうちJリーグでも若くて速いやつにケチョンケチョンにされる日は遠くないと思う
こういうセレクションを下手すりゃ4年間やられて、その間無視される将来のあるDFは?
鹿島で干されてる金古や羽田、古賀、宮本は?
二つ。ジーコのセレクションでは、良いサッカーを一部の選手が指向しても、
そういうことが出来る選手を配してくれないと、なんともしようがない。
>小笠原や小野のような選手には相棒が必要だし、稲本はそのタイプじゃない。
これじゃ、
>そうした素養を持つ選手達(例えば小野、中田ヒデ、小笠原のような)による
>『目標とすべきサッカー』の発露も二重の意味で明確にすることができるかもしれないし、
>そうした面での頭脳トレーニングにもなるだろう。
どころの話ではないのでは?
三つ。ジーコのアプローチは、トルシエと全く逆の「和」を大事にしたやり方。
(ジーコが選ばれた最大の理由はそれだ、と思ってますが)
日本人の自己主張を促すため、トルシエは徹底的に衝突した。
逆にジーコは選手を認め尊重する、という手法を採っている。
それは良い結果をもたらすのか。
なにより、ジーコの真意、底意、見えてませんか?
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