|
>gliderさん
>seriさん
レスありがとうございました。
最近忙しくて、返信が遅れてしまいました。
>選手のいる環境によって選手の分類されるタイプもかわりますし、
>おそらくそういう事も含めてのタイプ分けですよね。
>これは個々の選手のボール保持時間と運動量の差が感覚としての認識と重なる部分があるのでしょう。(seriさん)
選手のタイプわけに関しては個人個人の考え方の違いやこういうマニュアル化自体に嫌悪感を示す人もいると思いますので、ちょっとまずかったかもしれません。
私の考えは上のseriさんが書かれたことに比較的近いと思います。
それと少し補足ですが,
硬い選手感じの選手って言うのは別に揶揄しているわけではなく、ゾーンデフェンスに向く選手という意味合いが私の中にあるんです。
前にgliderさんが
ポジションチェンジには2種類あって
1、受動的な場合(相手にさせられる)
2、能動的な場合(自分からする)
とおっしゃっていたと思いますが,私は少し違和感をもったんですよ。
その時は他のことを書いたので、飛ばしてしまいましたが
ここでこのことについて書きたいと思います。
私が疑問に思ったことは1の受動的な場合についてで
これは現代のゾーンデフェンスにおいてはもっとも避けなければならないことで、要するに自分たちの守備組織が整っていないことを意味すると思うんです。
ゾーンデフェンスはもちろん人ではなくて地域、つまりゾーンを見ますよね、
さらに言えばゾーンに入ってきた人を見て、各ゾーンごとに選手を受け渡すDFといえます。
もちろん各ゾーンの割り当てが重要になってくるのですが,試合前にかなり綿密に決められます。誰かがゾーンを空ければ他の選手が連動してゾーンを埋めていきます。
コンパクトフィールドでこのゾーンが保たれている限りは攻撃側はこれを破ることはかなりの困難を要します。
攻撃側はこのゾーンを崩すことが最重要課題ですが,ドリブラーに突っかけさせたり、ポストプレーでDFをひきつけたり、ダイレクトパスなどさまざまな手段で崩そうとします。
で、相手によってポジションを変えられているっていう状態は、その時点でゾーンデフェンスとしては負けているのではないかということです。
私は前に「近代サッカーはカウンターだ」といったんですが,
それは中盤の組織的なプレスでボールを高い位置で取ってしまい、相手の守備組織が整わないうちに攻めてしまうということが最大の得点パターンだ
という意味なのですが、
自分たちの守備組織が整っていない状態は相手の最も狙っている状態なので、こうなってしまっては防ぐことが困難でしょう。
(プレスが後手後手に回っている状態ともいえます)
|
|