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▼zukunasiさん:
どうも。
>先日、また上高地へ行ってきました。今回のトピックは、猿に出会ったことかな。
うらやましいですね、上高地。
猿はけっこういますよね、あそこ。
ぼくも横尾の川沿いで数度、上高地の岳沢コースに入ったあたりでは目の前で見ています。
あいさつしたけど逃げられました(笑)
>オンサイドのSBがバイタルエリアをカバーと言うのは、実は少ないんじゃないかと思っています。
ドイツやオランダ等、欧州のチームでは、わりとよく見ることができると思いますが。
スペインなどでは、最近は2バックにしてしまうチームも多いですね。
広く速く攻撃するイングランドでは、文字どおり4ー4の2列になっていることも多い。
でも基本としては、書いた通りだと思います。
おととしのバイエルン・ミュンヘン、ボカ・ジュニアーズもそうだったように。
>少なくとも過去の試合においては、そのように動いていないように見えるのですが。
アタッカーなアレックスは別として、名良橋や服部、山田などがライン前で守備している図はけっこう見られたと思います。
ただし、攻撃時にボールをサイドに引き出すため、片側のサイドバックが上がっていることも多く、そうなると必然的に下がり目の中盤の選手がライン前に残っていなくてはなりません。
また、森岡、宮本のふたりは前に出てプレッシャーに入っていることもけっこうあって、その場合には前に出たCBのフォローにオンサイドのSBが行ってMFがラインに入っていたりすることもけっこうあったと思います。
目立ったのは、これはまあトルシエの時から変わらないんですけど、無意味にゾーンを埋めてるだけのことがけっこうあって。
遠藤などがけっこうそうでしたが、もっと行けよと思います。
中田や中村、稲本の海外組と国内組の差はそのへんにもあると思います。
>それはジーコのやろうとしていることと、ちょっと違うんじゃないかと思うのですが。
ジーコがして欲しいことは、「確実に守る」ということだけだと思います。
「一度下がってマーク」も、「そうすれば確実にマークをつかめるから」であって、要するに相手を浮かせなければ別に下がらなくたって良いんだと思います。
「釣瓶の動き」も、前述の「ボールサイドの時は前へ出て中盤としての守備を、逆サイドにあっては中に絞ってDFとしての守備を」も、「一度下がってマークを掴め」も、すべて基本中の基本を言っているに過ぎないんです、ジーコは。
今時なら、もしかしたら小学生でも知っているかもしれないですね(笑)
「バランスを取れ」ということも、まあそういう守備面の基本という面もあるでしょうが、それよりも「きちんとボールを回すために」ということの方が大きいのだろうと思います。
ということから、ジーコが守備面において何か独自の方法論を持っているとか、「チームとして絶対にこうしなくてはいけない」というようなものはないと考えます。
また、イングランドの多くのチームや「サッキ式」のように、4-4の2ラインを敷き、そこからプレスをかけて行く、というような方法論も取っていないと思います。
普通に最終ラインには3人は必ず残し、SBが絞ってライン前をカバーしたり、相手がサイドを攻めてくればそこを対処し、MFが下がってきてライン前に入る、という「普通」のやり方だと思います。
守備方法も、プレッシャーをどんどん早くかけて行くようなことはせず、相手をしっかり掴んで相互にカバーリングしつつ守る、という「普通の」、どちらかと言えばまあ「待ち」のディフェンスでしょう。
「バランス」によってどうなると言うよりもそのへんは守備のやり方の違いと捉えることだと思います。
もちろん、ジーコがどう言おうと選手達が試合を重ねて行く中で「もっとプレッシャーを早くかけてボールを奪わなくては苦しい」と判断すれば、実戦トレーニングの中でもそのための話し合いもなされるだろうし、そういう修正も行うだろうと思います。
>SBの片方がDFラインの前をカバーすることによって、CMFの二人の自由度が格段に向上し攻撃的な人選が可能になる。二人とも上がってしまうのは避けなければいけないけれども、守備的な人選である必要は無いと言うことですよね。
そうですね。
豊富なMFのタレントを生かしたい、ボールポゼッションを大事にしたい、そして攻撃的でありたいのならば、名良橋や山田が上がって小野や稲本が下がっているなんてバカげていると思います。
それは「オプション」のひとつでしかあり得ないだろうとぼくは思うのです。
サイド攻撃を小野や稲本がやったって全然かまわないはずですし、事実82セレソンでもそれを主に担当しているのはセレーゾやファルカンなんですよね。
結局は人選がすべてであり、何にせよそこからしか考え得ないだろうということです。
アレックスにしても、攻守両面でぼくは問題だと思っているんですよ、実のところは。
サイドアタッカーとしてもアレックスよりは新井場の方が良いように思うし、どちらか片方はそういう人選にするのであれば石川を使えば良いとぼくは思います。
でも、どうせならぼくは徹底的に「テレ・サンターナのセレソン」をやってみて欲しいんですよ。
それでどこまでできるか、何を得るか。
世界と戦うのは厳しいでしょうが、チャレンジとしては面白い。
だから、もうちょっと頑張ってもらうとしてジュニオールなアレックスや、稲本のSB起用なんて良いじゃないか、と思うんですよね。
「ボランチ」にしたって、いずれにしろ技術と創造性がなければ得点できないやり方なんだし、創造性も構築力も積極性もない遠藤と無駄に走ってスペース埋めてるだけでプレッシャーの強さも判断の早さもなく、マークしていても中途半端な距離で自由にしてしまう中田浩二のコンビがありなら、小野と小笠原で何も問題なしと思うんですよね。
中にいたっていずれ縦だけの稲本もサイドに置いた方が縦の突破力も生かせると思うし、もともとボランチの稲本であれば守備で中に絞ることも、最終ラインに入った時の守備技術も高さも何も問題ないだろうと思いますし、中盤の組み合わせの自由度でも、小野の能力を生かす面でも、ずっと良いように思えます。
意外にクロスの精度はあった山田ですが、その他のパスの精度やキープ力の面、最終ラインに入った時の対空中戦能力からはやはり問題を感じますし、何より稲本の方が「黄金」っぽい(笑)
CBにしても人選は多いに不満です。
Jリーグを見ていると、秋田、宮本、森岡、という選択は全然わかりません。
今のJリーグでもっとも良いDFは鈴木秀人だと思うし、田中誠もかなり良い。
名古屋の古賀も良いし、松田もやはり能力的には日本人では一番世界に通用するDFになれる力があると思います。
坪井も良いですが、彼はまだボールを持った時の能力が足りないと思うし、空中戦能力もまだ足りない。
アレックス、宮本、坪井、山田という布陣では、ハイボール攻撃に出られればたちまち押し込まれるだろうと思います。
かと言って秋田、森岡の鈍足コンビではねえ・・・
確かに秀人には「反則が多い」というイメージもありますが、それは「Jリーグだから」でもあり、プレイを見ていれば、どうして彼を呼ばないのかはぼくにはまったく理解できないです。
>最近思うのは「戦術」を重視する監督さんて、それ程多くないんじゃないかと言うことです。
現実としてまったくそうだとぼくは思います。
>しかし、こんなに早くなるとは思ってもいませんでした。
ですね。
一次予選後にゴタゴタしそうな予感も・・・
>追伸
問題ないと思います。
ぼくも一応管理人のひとりなので、許可しちゃいます。
(問題あったら言って下さい、Daiちゃん、Stingさん)
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BluesNaviは「サッカー専門サーチエンジン」なので、申し訳ありませんがご勘弁下さい。
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