|
遅くなりました。
何から書き出して良いものやら迷っていたもので。
初めに細かいことは抜きにして
リーグの選手自体のレベルについての私の認識を書いておきます。
まず全般的に言えることは
海外選手に比べて優れている部分(同等も含む)より劣っている部分が圧倒的に多い
ということです。
まず主に2点。
1、フィジカルで圧倒的に劣る。
当たり強さ、キック力、足の速さ、足の長さからくる間合いの広さ、どれも完敗です。
この時点であまりサッカーに向いてない日本人体型というのが悲しいです。
上記のことはもうどうしようもないことですが
これがJリーグのスピード感を損なう原因の一つです。
これについてもっと理論的に考えましょう。
足が長いということは考えれば考えるほど利点が大きいです。
そもそも筋量というのは体格に比例します。
筋量が同じでも質が高いほうが力が出ます。
足が長いとさらに足の回転速度というのは体格の大小に無関係ですから
長いほうがミートポイントの速度は速くなります。
ということで日本人はキック力が圧倒的に弱いです。
さらに足が長いことによる利点はキックの正確さにも現れます。
たとえばジュストミートから10cm前方にボールがずれたとします。
すると日本人は足の短さからズレを許すキャパシティーが狭いために打ち上げます。
でもキック力に優れ、足も長い外国選手はその程度なら間合いの広さでカバーし、
Jリーグでは滅多にお目にかかれない弾道の低い強烈なシュートが
正確かどうかは別にしても比較的簡単に打てます。
足の長さの利点はそのストライドの広さにもあります。
よく外国人監督が日本人は足が速いと言いますがあれは間違いです。
足が短い上にスピードのない日本人が走ると、欧州の人は
長いストライドに慣れているため回転が速い足にそういう勘違いをしてしまいがちです。
ちなみに足の速そうな森島の50mのタイムは7秒台だと本人が言っていました。
(普通の人より遅いですね、これじゃぁ)
長いストライドはフェイントの一歩の大きさにも当然好影響です。
守備時のエリアの広さも大きく影響しそうです。
Jリーグのパスが遅いのは選手の守備時の間合いの狭さが第一の原因であると思います。
当然海外リーグよりもパスは遅くてもぜんぜん取られません。
そもそもキック力があまりないので速いパスをすること自体にかなり骨を折ります。
疲れないようにするには慣れるしかありません。
トラップミスの処理、等々ほかにも利点は様々あります。
2、メンタルに劣る。
これはわかりにくいですが、確実にあると思います。
例として、ホームロスタイムの1点差でゴール前につめないチームが多すぎる気がします。
そういうことをするチームがないわけではないですが、これもまちまちです。
H&Aが未だ試合に影響する部分が少ないのでしょう。
これは今後の課題です。
守備時の出足の悪さもここに含まれるでしょう。
海外リーグに比べて選手がパスカットをぜんぜんねらってないのがよく分かります。
攻守で「一発ねらってやる!」という精神に欠けています。
私がおさえているJリーグの基本事項はここら当たりです。
|
|