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▼zukunasiさん:
昨日まで北八ヶ岳に行ってきました。
写真も撮りましたが、帰ってきて見てみるとどれもイマイチでした(泣)
昔と違って、現像代やプリント代がかからなくなって助かってますが、もう少しきちんと撮りたいと思いました。
なんというか、もっと何を撮りたいのか、何を感じて撮ろうと思ったのか、を明確にしないと・・・と感じました。
で、サッカーの話。
>ただ、ディレイと言うかリトリートというか、相手ボールになるとある程度時間稼ぎをしながら、いったん引いて守る体制を作っていたように思うのですが、その辺はいかがでしょうか。
>攻守の即時切替というより、切り替えの時間的余裕が必要なチームと言う感じがするのですが。
チームとしての「ボール奪取の位置設定」が前代表ほど高くはないようですが、これまでの試合に比べるとだいぶそれをはっきりさせることができてきているように思います。
なので、以前に比べるとプレッシャーをかけるタイミングを早くすることができるようになっていると思います。
とりあえず一度ひいて、という感じは薄くなりました。
また、ボールホルダーへのプレッシャーとパスレシーバーを掴まえることの連動等もだいぶできるようになってきていると思います。
「オートマティスム」として全体訓練された、という感じではないので前代表のような速度はないですが、それがひとりひとりの判断の集合としてもできてきているあたりに進歩を感じることは可能だと思います。
>その印象は僕も持っています。ただそれって、多少人を変えても体格的にはあまり向上の余地は無いんじゃないでしょうか。セリ方や体の寄せ方のうまい選手を使うと言うことですか。
それでもやはり体格的なものの差は大きく介在すると思います。
もちろん体の当て方、腕の使い方等の技術的な部分も大きいと思いますが、山田にしても宮本にしても坪井にしても、体を当てて競るところまではある程度きちんとできていたと思います。
だからこそそこで失点してはいないと思うのですが、それでもハイボールに対してはほぼ全敗していますので、相手に割り切られてしまうと(フランスにしろコロンビアにしろ、日本相手にそういうふうに割り切るチームではないでしょうから)そうとう地獄を見ることになるでしょう。
対空能力、スピード、守備技術、キックの能力、判断力、様々な面から考えなくてはいけないし、「決定的」な人材がやはりいないのが現状ですが、それでも組み合わせとして、例えば宮本なら中沢、みたいなことは少しは考えた方が良いと思いますし、SBを含めて3枚で守ることも多いのですから、SBの人選にもそういう要素をもう少しは入れた方が良いと感じます。
アレックス、宮本、坪井、山田というバックラインの人選は、あまりにもそのことを考えてなくて、ぼくはヒヤヒヤしますね。
致命的な欠陥になる前に、「日本相手に知恵はいらぬ、ハイボールがあれば良い」なんて有名になる前に、なんとかすべきと思います。
>これは何が原因なのでしょうか、担当ゾーンの把握が出来てない、ゾーンとゾーンの繋目の譲り合いみたいなこと、あるいは周りが見えない選手、などなどいろいろ考えられるのですが。
ゾーンの把握ができていないのではなく、譲り合っているわけでもなく、主には距離感の問題が大きいと思います。
Jリーグの日本人選手相手なら「マークしている」ことになる距離が、国際試合では「ノーマークと同じ」になってしまう、といったようなこともあるでしょうし、「ゾーン・バランスは保っている」という誤った意識や危険意識の甘さ、逆に寄せきれない判断の速度や積極性の不足もあるかもしれません。
外国の選手との差、あるいは海外組との差を感じる部分です。
>そういった、サッカーの一面の面白い部分を見せてもらって、これはこれで有りだなと素直に思いました。ただ、そのため別の面で失ってしまったものも有ると思っています。
>で、日本にとってどちらが良いのか、あるいは両面を備えることが出来るのか、そういった興味が持てるので、しばらくジーコで良いジャンってことで、どう見極めが付くのか楽しみにしてます。ただあまり気長にやっていられない状況が出てきてますね。
何を持って良いサッカーなのか、という本質的な所に話が広がってしまいますが、ぼくは、例えばJFAの指針といったような部分に少し疑問を感じています。
個人の技術とモビリティをベースに、コンパクトで、攻守の切り替えが早く、機動力があり、コレクティブである、というような「日本サッカーの指針」は、一見不足なく日本の方向性として正しいように思える。
しかし、ぼくはそこにどこか「小ささ」のようなものをどうにも感じてしまっています。
どこか「後追い」の悲しさのような部分がないか。
何か「脆弱さ」がないか、「砂上の楼閣」のような部分、「取ってつけた」ようなところがないか。
欠如している部分がないか。
そうした意味でも、現在のジーコ・ジャパンのあり方とその行く先は興味深いですね。
「人間」の集合としての「チーム」。
いずれにしてもチームの強さは結局はそこに尽きるともぼくは思っています。
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