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チュニジア戦、見ていてアーとかウーとかオーとか言ってしまった部分を書き出してみました。
前半6分、小野のコーナーキックから稲本が中央の鈴木へパス、鈴木は振り向こうとしてチェックを受け、PK狙いで倒れたプレイ。×
10分、ファウルになった稲本のプレッシャー。○
小野の中田へのパスとそのタイミング。○
10分56秒、中村から鈴木へのパス、外へ抜けようとして待った鈴木とためてほしかった中村の意図のズレ。×
12分26秒、三浦のアプローチミス。×
15分、稲本、小野、中村のポジションチェンジとMFのバランス。○
15分17秒、急いでしまった中田のパス。×
17分の鈴木の落とし。○
19分、楢崎の反応速度。×
20分40秒、稲本のパスミス。×
23分、ゴールキックからの柳沢。×
25分40秒、茂庭の決定的なミスパス。×
29分、意図不明な柳沢の空振り。×
34分半、三浦の戻し。×
36分、小野と稲本の意図の不一致。×
得点時の鈴木のスルー。○
40分、小野の半端な守備。×
43分、加地のポジショニングとその後のオーバーラップの遅れ。×
後半
4分20秒の中田。?
5分、三浦の対応。×
5分21秒、柳沢のポストからの動き出し。○
8分40秒、FKからの小野の守備時の動き。×
12分、小野のアプローチと柳沢への繋ぎ。○
22分、楢崎のキックミス。×
23分、ベンアシュルのパスコースを読んだ小野のカバー。○
25分、良くない状況ですぐにボールをリリースした楢崎の判断。×
30分頃、加地の積極的なパスとその後のフリーラン。○
35分、稲本の早いプレッシャー。○
ヴィデオが後半43分で切れてしまったので、藤田をもっと見たかったです。
加地は、後半になって良い面も出ていましたね。
特にパスコースの選択等に積極性が見られ、良かったと思います。
ただ、攻守の切り替えの面で読めていない部分もありました。
ルーマニア戦は山田の先発かもしれませんが、「右SBに広山派」(見てみないとわからんけど)として途中出場でも広山のSBを見てみたい。
チュニジア戦の藤田と同じような使い方をするかもしれませんが。
中沢はとても良かったと思います。
もう少しやって行けば、アプローチやカバーももっと早くなるでしょう。
個人的には「坪井はポジション取られたな」という感じではありますね。
そのうち、松田とのコンビで見てみたい。
小野と稲本は、前半はテレビでは再三「下がり過ぎている」とか「バックラインに吸収されている」と指摘されてましたけど、「そういう状況」の中のひとつのシーンを取り上げているにすぎないとぼくは思いました。
30分くらいまで、チュニジアがけっこう頑張ってプレッシャーかけて来ていて、こちらは雨の影響や急造のバックラインの不馴れもあったか、ミスが続いていたのであそこはあれで良かったと思います。
その中でも15分くらいには、3人がポジションチェンジをして小野が前へ出る場面も見られました。
中村には「前で溜めたい」という意志もあったようにも思います。
そういった「ペースを変える」試みもあったのではないかと思うし、90分の配分として「今はしのいでおこう」という感じだったのではないかな。
中田と中村。
攻撃面で、もっと工夫がないと、と思います。
アウェイの戦いに徹した、ということもあるかもしれない。
チュニジアの高いラインの裏を徹底的に突けば、そのうち得点できるという確信があったのかもしれない。
それでも、もう少しバリエーションを作って行かないと、と思います。
「ボールを前で溜めたい」という意志もあったようにも思いますが、要所ではタイミングを変えて行くこと、ダイレクトやワンタッチでもっと早くパスを出したり、スペースへトラップして抜け出したりすることもあって良かったと思います。
中田と中村の距離をもっと近くして、FWとトライアングルを作り、グループ・コンビネーションで崩したりする場面ももっとあってしかるべきだろうと思いますね。
そうした意味でも藤田をもう少し見たかったんですけど・・・
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